義両親は感謝しくれているのに、夫からは労いの言葉もなし...一体、誰の親を介護しているのか、本当に分かっているのでしょうか。
夫は長く会社に勤めているので、それなりに社会的立場を築き、部下もいます。
頑張ってきたことには評価がつき、それは夫のアイデンティティとして確立されていきます。
しかしいつのまにか、家庭でも当たり前のように私に指示を出すようになりました。
義母のお世話のために義実家へいっていたせいで、夕食の支度が遅れてしまったときなど、ため息をついて文句を言われます。
昔はそんな風な関係ではなかったのに、心の中に不満を抱えていると毎日が憂鬱です。
夫は夫で家族のために働いてくれていることは分かっています。
ただ、私は、夫は家族のために外で働き私は家庭内で家事育児をして、二人三脚で家庭を維持しているのだと思って頑張ってきました。
でも、夫はそんな風に考えていなかったのかもしれない、と今更気付いたのです。
いつの間に、夫婦間が平等でなくなってしまったのか、全く分かりません。
対等に扱われていない不満から、一体なんのために私はいるんだろう、という思いを抱える日が増えました。
もう夫に分かってもらいたいと思うことさえ、ばかばかしいと思うようになりました。
あと数年で一番下の娘も高校を卒業します。
いつか義両親の介護をするのは当たり前とずっと思っていましたが、もしかしたら違うのかも。
私は夫のそばをはなれてもっと自由に生きていいのかもしれない、と最近思い始めています。
漫画:なみき/原案:「毎日が発見ネット」みなさんの体験記
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