「大学1年生の娘のことです。入学してすぐに7歳年上の彼氏ができました。そして、1度外泊を許すと、親の了解を得たとばかりに、何度も外泊を繰り返すようになり...」
■19歳の娘。1度外泊を認めると...
現在大学1年の娘は自宅から通学しています。
大学ではダンスのサークルに入り、練習に明け暮れています。
サークルでは、公演や大会に向けての合宿や深夜練といって一晩中練習をすることが頻繁にあります。
そのため、はじめの頃こそ娘が家に帰ってこないことを心配していましたが、段々とその心配は薄れていきました。
娘は大学に入学した頃から、7歳年上の社会人の彼と付き合い始めたようです。
はじどうやらめのうちは隠していたようですが、何カ月か経った夏ごろに、何となくオープンになったという感じです。
相手が社会人ということで、どうしても会う時間が遅くなってしまうようで、夜12時を過ぎて帰ってくるようになった娘。
これではいけないと思い、門限を夜の12時と定めました。
そんなある秋の日、娘が週末に2泊で旅行に行くと言いました。
何の疑いもなく「サークル?」と聞いたら「うん」。
ですがそう言った娘の歯切れが悪かったので、まさかと思い「彼となの?」と問い返すと無言の娘。
子どもの頃から正義感強く育った娘は、やはり嘘をつけなかったようで、否定しないということはいわゆる彼との旅行を認めたということなのでした。
私の中の常識では、未成年の娘の彼との外泊はNGです。
でも嘘をつかずに正直に打ちあけた娘にそれを否定すれば、たとえ正義感の強い娘とはいえ、次からはきっと嘘をついて出掛けていくだろうと思えました。
またここで娘と言い争いになり強硬に反対すれば、彼氏のところという逃げ場があるだけに、娘の性格からすると家を飛び出しかねないと思いました。
そこでそのときは渋々その外泊を認めた私。
でも娘に対しては認めながらも、やはり完全には認められない自分もいて、その葛藤で娘が旅行に行っている間はもうため息が止まりませんでした。
ところが親の心子知らずで、娘はこれでもう親の了解を得たとばかりに何度か外泊を繰り返すようになりました。
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