「46歳の女性です。我が家には17歳になる愛猫ミルクがいます。3人の子どもたちと一緒に育ったミルクは大切な家族の一員で、私のかけがえのない元気の源です」
アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?
■子どもたちと一緒に育った愛猫ミルク
我が家には17歳になるおじいちゃん猫がいます。
青い目の白猫で名前はミルク、名前の通りに真っ白なきれいな猫です。
1歳になる少し前にボランティア活動をされている方に保護されたのち、我が家にお迎えしました。
一般的な猫より一回り大きく、猫としては高齢の17歳ですが、まだまだ元気です。
ミルクをお迎えした当時、我が家は1人目の子どもが4歳、2人目の子どもが1歳。
ミルクは2人の子どもたちと一緒に育ち、3人目の子どもが生まれたときは、添い寝をよくしてくれていました。
家族でおしゃべりしているときは、ミルクはいつもみんなの輪の中に来て、大きな声でにゃあにゃあとおしゃべりします。
夫婦喧嘩のときには必ず私か夫のどちらかの膝の上に乗って、ミルクもにゃあにゃあ! と口喧嘩に参加するので、うっかり仲直りしてしまうこともあります。
そんなミルクは我が家の大切な家族の一員です。
■誰より早く起きてお弁当作りをする私に寄り添ってくれるのは...
毎朝、私は家族の中で最初に目を覚まします。
早い日は4時半に起きて、子どもたちや夫のお弁当や朝ごはんの支度をしてからパートに出かけます。
まだ眠い中、気持ちいい寝息を立てながら寝ている夫に少し腹立たしさを感じながら、今日も頑張るぞ! と気合を入れて起きます。
そして寝室のドアを開けると、ミルクがドアの前で私を待っていてくれるのです。
いつも声の大きいミルクは、朝4時半でも大きな声でにゃあにゃあ! とおはようの挨拶をしてくれます。
ときどき寝坊をしてドアの前にいないときもあるのですが、そんなときも私が起きたことに気付くと、急いで階段を上がって2階の寝室前まで来てくれます。
ミルクと一緒にリビングに降りて、まずはコーヒー。
夫も子どもも寝ている早朝、たった5分ですが、ミルクと2人で迎える1日の始まりのこの時間が、私にとっては毎日の元気の源になっています。
成長とともに子どもたちは私の膝の上に乗っておしゃべりをすることはなくなってしまいましたが、私にはミルクがいます。
ミルクの年齢を考えると、この先一緒にいられる時間はわずかかもしれませんが、大切に過ごしていこうと思います。
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