<この体験記を書いた人>
ペンネーム:むらまゆ
性別:女性
年齢:46
プロフィール:46歳の主婦です。夫は48歳の会社員、義父は76歳の年金生活で、3年前まで自営でした。義弟は44歳の無職です。
私は主婦、夫は48歳の会社員です。
義父は76歳で年金生活、義弟は44歳無職です。
義母は2019年に70歳で鬼籍に入りました。
義父は子どもに全く興味がなく、育児は全て義母頼み、夫も義父に優しくしてもらった記憶はないといいます。
夫が学生時代に体調を崩した際も、義父は「お前(義母)が責任持て、俺は仕事だから」と言い、病院へ連れて行こうともしなかったそうです。
義弟は幼少時、入退院を繰り返していたそうですが、夜間に体調を崩したときも、義父は車を出さず、当然のように義母がタクシーで病院まで連れて行ったとのこと。
私たちの結婚の顔合わせの際、料亭で初めて義父と会いましたが、義父の態度はひどいものでした。
「うちの息子は面白味がない。つまらない男だ」
「俺は外のご飯は食べない主義なんだ」などと言って、一口も食べなかったため、夫は義父の非礼を私の両親に平謝りをしていました。
また、私たち夫婦の息子の出産のお祝いにさえ顔を見せることはなく、義父のことは夫も諦めていました。
しかし、義母は亡くなる直前、夫に「お父さんよろしくね。長男なんだから」と言って亡くなりました。
それから、夫はあくまで長男として義父のことを心配するようになりました。
それ以来、義父に振り回されるようになった夫を見ていて分かったことがあります。
義父は上手に頼むことができない人、だからその場しのぎの嘘をついて、言うことを聞かせようとするのです。
そんなかわいそうな面があると分かっても、義父に夫が振り回されることが、私は心配でなりません。
2020年、義父が長年お世話になっている病院に入院することになりました。
義父はこの病院に以前も入院しているので、病院側は子どもが2人いることも知っています。
それなのに義父は、病院に「うちに息子はいない」と言ったそうです。
しかし、病院からは「息子さんと一緒に来てください。入院申込書には別居していて仕事をしている方を連帯保証人にしてください」と言われたそうです。
義父は夫に「明日、病院に行くからついてこい」と急に連絡してきました。
夫は渋々ついていきましたが、そのとき義父の状態があまりよくなく、手術が決まっていることを初めて知り、驚きました。
義父はついてくきてくれた夫に対して「有給が取れるなんて会社員はラクだね」と嫌味を言ったそうで、それを聞いたときは怒りが湧いてきました。
私は夫に「大事なことを連絡してこないならお義父さんのことは無視して。まずは自分の体を大事にして」と言いましたが、夫は「お母さんに頼まれているから」と。
そして2023年、また義父が手術をするらしいと義弟から聞きました。
義父に聞いたところ「実は入院が決まって」と告白してきました。
病院からは「1泊2日ですが、手術時に全身麻酔をするので、車を自分で運転して帰るのはダメ」と言われたそうです。
退院日は夫が迎えに行くことになりました。
夫も感染症の後遺症で余り体調が優れず、自分のことを優先して欲しいのに...義父が関わることに心配は尽きません。
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