「親戚付き合いの大変さを実感することがありました。アラフォーの私が約30年前に出産した頃の話です。夫の親戚付き合いは、義母の言う通りやってきたつもりだったのですが...」
■出産後しばらくして届いた現金書留
第一子が生まれて間もなくのこと。私は30歳、夫は28歳でした。
夫はひとりっ子なので、兄弟姉妹などとの付き合いはなく、気楽。
しかし、義父母に兄弟姉妹が多く、お付き合いは義母主導で言われるがままにやってきました。
例えば、夫の従姉妹の子どもが小学校に入学するときなどは義母から「お祝いをしてあげなさい」と言われるので都度プレゼントを贈ります。
一度など、言われるがままに贈ったところ、「あのー、お祝い届いたんだけどー、実はもう2年生なの」と電話がきて、いかに自分で考えずに心の伴わない贈り物をしていたかと反省したこともありました。
私たち夫婦に赤ちゃんが生まれて、床上げも済み、慣れないながらも平和な日常生活を送っていたある日のことです。
夫の叔父、義母のお兄さんにあたる方から現金書留が届きました。
開けてみると、明らかに便箋を引きちぎったような紙片に叔母の手によるものと思われる書きなぐりの文字が。
そこには季節の挨拶の言葉もなく、いきなり短い文がありました...。
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