「どうして私にはさせてくれないの!」隣室からの怒号と騒音...我慢していると「ある法則」に気付いて【みなさんの体験記】

「50代の女性です。引っ越ししたばかりの新居で思いもよらない事態に巻き込まれ、心身共に疲れ切ってしまいました...」

アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■新生活で隣人によるトラブル発生。いったいなぜ!?

42歳のときのことです。

その頃、残業が増えていた私は、通勤時間を短縮しようと勤務先にほど近い場所に引っ越しました。

そこは決して立派な建物ではなく、よくある単身者向けのアパートです。

新しい部屋での生活を楽しんでいたのですが、入居して3カ月ほど経過した頃のこと。

アパートの前の来客用駐車場に、週に3、4回違う車が夜中に来て、次の日の昼間にいなくなることに気がつきました。

どの車が何曜日にいるかはほぼ決まっており、少し不思議には思っていましたが、特に気にかけてはいませんでした。

ところが、その頃から真夜中に突然お隣の方が壁を叩き、大声で喚き散らすことが何度もおこるようになったのです。

私は管理会社に連絡しました。

それが悪かったのか、ますます大声は悪化していきました。

お隣に住んでいるのは50歳くらいの女性です。

交流はないのですが、働いている様子はありませんでした。

夜中3時頃まで喚きちらし、何か硬いもので壁を叩きます。

壁に穴が開くのではと思うのほどの激しさで、当然私は眠ることができず食欲も落ち、すっかり参ってしまいました。

■これはまさか⁉ 異様にうるさい夜にはある法則が...

そんな中、友人に相談していくうちに、隣人が騒ぐ夜は、来客用の駐車場に車がない夜だと気がついたのです。

確かにその通りで、車がある日は隣から甘えたような声が聞こえてきました。

おそらく、誰も彼女を訪ねてくれない夜は、その寂しさを紛らわすために飲酒し、壁に八つ当たりをしていたのでしょう。

そんなある日の朝、私が出勤しようとすると、お隣さんが窓を開けて「どうして私にはさせてくれないのよっ!」と、急に怒鳴られました。

私はその言葉の真意が分からず、怖くなって管理会社に連絡したところ、お隣の方はこう言いたかったようです。

「自分は働くこともできない。なのに当てつけのように朝出勤するのが気に入らない」

そう言われても...働けない理由は聞きませんでしたが、「当てつけ」と言われてもどうしようもありません。

私はその足ですぐ不動産会社に行き、新しい部屋を見つけ、即引っ越しました。

隣人の言い分から常識が通じるとは思えなかったので、もっとひどい状況になる前に逃げるが勝ち、そんな心情での行動でした。

そして、1年ほど経過した頃のことです。

引っ越し後に結婚した夫と一緒にファストフード店にいるときに、偶然あの隣人に遭遇しました。

店内は混んでいたのですが、彼女も私に気づいたようで、物凄い形相で睨みつけてきたのです。

夫は事情を知っており、すぐに店を出て事なきを得ましたが、そのときにも「どうして私には仕事をさせてくれないの!」と、意味不明な彼女の理論が頭の中を渦巻いていたのでしょうか。

それ以降、彼女には遭遇しておらず、いまはご近所さんにも恵まれ平和に生活しております。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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