「いざ」にそなえて入院時に必要な物のリストを作っておこう/原田さよ

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こんにちは。「さよのシンプルライフブログ」を主宰している原田さよと申します。

子供のころから片付けが苦手だった私は、体力も気力も落ちてきたと実感しはじめた50代に入ってから、ようやく重い腰をあげて家じゅうの片付けをはじめました。物をぐっと減らしたら、さまざまな悩みから解放され、生きるのがラクになりました。このコラムでは、苦手でも続けることのできた片付け方と、やる気を維持するコツなどについて書いています。

今回は、前回の記事の続きです。義母の入院中に必要だった物のご紹介と、私のように片付けの苦手な人こそ「入院時に必要なものリスト」を作って備えておこうという話を書きます。

前回の記事→元気だった義母が突然入院!日頃の片付けが周囲も救うと切実に実感する日々/原田さよ

高齢者が入院する際に必要なものリスト

義母が入院しているときに必要だったものを、順を追ってご紹介します。義母は杖なし歩行を継続できることを目標にして、リハビリを受けています。

■入院時にまず必要なもの・提出するもの■
・健康保険証・高齢受給者証・かかりつけ医院の診察券・現在飲んでいる薬や塗り薬など
・筆記用具・認め印・現金

はじめのうちは、現金は小銭よりも1000円札の方が便利でした。というのも、冷蔵庫用のカードを購入する自販機は1000円札しか使えなかったからです。義母は途中で転院しましたが、どちらの病院の自販機も同じタイプでした。

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病室では、半透明の小さなビニール袋があると便利です。

■病院内で使う生活用品■
・パジャマ
・下着
・院内用の掃き物
・タオル類
・歯磨き、歯ブラシ、プラスチックのコップ
・シャンプー、ボディーシャンプー、保湿クリーム
・メモ用紙・ペン・小銭入れ
・巾着のような小袋(枕元に置いておきたいものを入れる)
・保温保冷水筒
・マイ湯呑み(割れないもの)

下着については、院内の室温がかなり暖かく設定してあるので、季節をちょっと先取りして用意するぐらいでちょうどいいです。入れ替えのタイミングも早めに見ておきます。タオルは、お風呂の日に合わせ、着替えとともにあらかじめセットしておくとラクです。

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■入院が長期になってから必要になったもの■
・ふだん着の着替えと羽織もの
・S字フック
・ラップや小さいビニール袋
・スプーン(食欲が回復してくると病室でのデザートなどもOKになりました)
・折り紙

S字フックは、リハビリが進んできたのを見計らって、ベッドの柵の際などにひっかけました。歩く練習をするとき、杖や靴べらを自分で取れるようにするためです。ラップや半透明のビニール袋は、お見舞いの品を同室の人におすそ分けするとき役立ちました。

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入院時に必要な物リスト(50代の私の場合)

■入院時にまず必要なもの・提出するもの■
■病院内で使う生活用品■
■入院が長期になってから必要になったもの■

これらは、先に書いた「高齢者が怪我で入院している場合」とほぼ同じです。そこに、50代の私ならと考えて書き足しました。結婚してから長期の入院をしたこともありますので、そのときに欲しかった物も加えています。

■生活用品でプラスしたいもの■
・マウスウォッシュ
・タオルのヘアバンド
・泡洗顔料(ポンプタイプなら、もし手が上手く使えなくても出せる)
・小さいはさみ

■長期になったら持ってきてほしいもの■
・携帯電話と充電器
・爪やすり、眉はさみ
・紅茶、緑茶、コーヒーなどのスティック
・帰宅時の服(入院したときとは季節が変わっているので適宜)

「いざ」というときに必要な物というのは、ふだんの暮らしでよく使っている物でもあります。また、そのリストが活かされるのは、そこに書いてある物をどこで保管しているかを本人がわかっているのが前提です。

片付けの苦手な私がこれらのことをしみじみ実感したきっかけが、今回の義母の突然の入院でした。私もいつ入院することになるかわかりませんので、さっそくこの記事を作りながら、私のリストも書いてみました。家族が見てすぐわかるように収納してある場所もいっしょに。

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書いてみてわかったのですが、片付けが苦手でいつもイライラしていた私も、必要なそれらが今どこにあるか、確かめにいかなくても思い出せるようになっていました。これはちょっと予想外。50を過ぎてからはじめた大片付けでしたが、今その効果があらわれているのだと嬉しくなりました。

義母のようにはまだまだなれそうにありませんが、部屋が片付いていると心も落ち着くということを、また少し分かった気がしました。入院時に必要な物のリストを、みなさんも一度書いてみませんか。もしスッと思い出せないものがあったら、それが片付けの小さなきっかけになると思います。

「いざ」にそなえて入院時に必要な物のリストを作っておこう/原田さよ 2017.4.21 毎日が発見プロフィール画像用1.jpg原田さよ
FC2ブログ公式ブロガー。累計1350万PVを誇る大人気ブログ「さよのシンプルライフブログ」主宰。1963年生まれ。もともと片付けが苦手で、スッキリした暮らしとは程遠い毎日を送っていたが、50歳を節目に家の大片付けをはじめる。部屋が片付くにつれ、生きやすくなっていることに気付く様子を綴ったブロクが人気を集め、書籍化に至る。まもなく娘が結婚、近くに住む義母との2度目の同居も控え、コツコツと片付けを続けている。著書に『今日からだれでも、片づけ上手。モノ、迷い、重たい気持ちとサヨウナラ』(SBクリエイティブ)。

 

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