「オレのメシは?」...見ればわかるだろ/無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典

<地雷ワード18>
ってかゴメン。で、結論は?

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話が長いので早く結論を出したい夫

友だちとケンカをして、小さな傷をこしらえて帰宅した我が子を見て驚いた妻。先生が電話で事情を説明してくれた後、「相手の子が先に手を出したらしいから向こうが悪い気がするけど、そもそもうちの子は、最初は違う子と遊んでて...」などと帰宅した夫に事情を具体的に説明して対応を相談しようとしたところ、悪びれもせずに吐かれたひと言。「結論から逆算して対応すればいいじゃん」という感情度外視の考え方で、「それくらいのことうまくやってくれ」という本音が見え隠れします。また、こういった大事な相談にもかかわらず早く切り上げようとする様には「いつも話長いんだよな」というニュアンスが漂います。

<夫へのひと言>

間違った結論出したらお前のせいだ!!(29歳Eさん)

<地雷ワードの言い換え>

「わかった、一緒に考えよう」

妻はその場にいない夫にわかってもらいたいからこそ、一部始終を説明したいのです。まずは「わかった」と一生懸命話す妻に安心感を与え、「一緒に考えよう」と提案することで結論へ誘導しましょう

 

監修:岡野あつこ
夫婦問題研究家、公認心理師、社会デザイン学MBA。目白短期大学非常勤講師。1991年に離婚相談室を設立、相談件数4 万件以上を手がけた夫婦カウンセリングのパイオニア。離婚・夫婦問題カウンセラー養成講座で後進を育成。マル秘テクニックを交えた的確なアドバイスが好評。NPO 日本家族問題相談連盟理事長。『ある日突然妻がいなくなった―聞こえていますか、妻の本音』(ベストブック)、『産後クライシス なぜ、出産後に夫婦の危機が訪れるのか』(角川学芸出版)、『最新 離婚の準備・手続き・進め方のすべて』(日本文芸社)、『夫婦がベストパートナーに変わる77 の魔法』(サンマーク出版)ほか30 冊以上の著書がある。

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※本記事は岡野あつこ:監修の書籍『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』(日本文芸社)から一部抜粋・編集しました。

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