「オレも家事・育児手伝うから」そもそもあなたの仕事です!/無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典

<地雷ワード02>
休みの日くらいゆっくりさせて

基本的に子育てには休みナシ

休日に妻から頼み事をされたときの定番ワード。「休みの日くらい仕事の疲れを癒したい」という気持ちはわかりますが、夫は会社を離れれば仕事から解放されるのに対し、妻はミルクやオムツ交換、お風呂など、特に乳幼児期の子育てには 1日休むという考えは通用しません。休日だからと一人優雅にスマホをいじっていたり、趣味に没頭したりする姿も、妻からすれば怒りが積み重なる原因に。

<夫へのひと言>

じゃあ、アタシはいつゆっくりすればいいんだよっ!(28歳Sさん)

<地雷ワードの言い換え>

「休みの日はかわりばんこでゆっくりしようか」

「ゆっくり休みたい、でも文句を言われそう」という雰囲気を打破するためには、妻にも同じだけの自由な時間をあげましょう

<地雷ワード03>
オレがやってあげようか?

妻の反感を買う恩着せがましい態度

育児に関してほとんど手伝いをしたことがない夫が、気が向いたときに発しがちなひと言。「してあげようか」という言葉の響きには上から目線の恩着せがましい態度がアリアリと感じ取れます。さらに、家事、育児は妻の役目である、という思い込みにより「きっとオレに感謝してるな」などと考えてしまっている場合も黄色信号。当たり前のこととして自発的に参加しましょう。

<夫へのひと言>

何様ですか?(40歳Oさん)

<地雷ワードの言い換え>

「オレが代わるよ」

妻の負担を減らすために「オレがバトンタッチしてがんばるよ」というニュアンス。しっかりやってくれそうな感じが伝わり、リーダーシップ感も醸し出せます

 

監修:岡野あつこ
夫婦問題研究家、公認心理師、社会デザイン学MBA。目白短期大学非常勤講師。1991年に離婚相談室を設立、相談件数4 万件以上を手がけた夫婦カウンセリングのパイオニア。離婚・夫婦問題カウンセラー養成講座で後進を育成。マル秘テクニックを交えた的確なアドバイスが好評。NPO 日本家族問題相談連盟理事長。『ある日突然妻がいなくなった―聞こえていますか、妻の本音』(ベストブック)、『産後クライシス なぜ、出産後に夫婦の危機が訪れるのか』(角川学芸出版)、『最新 離婚の準備・手続き・進め方のすべて』(日本文芸社)、『夫婦がベストパートナーに変わる77 の魔法』(サンマーク出版)ほか30 冊以上の著書がある。

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※本記事は岡野あつこ:監修の書籍『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』(日本文芸社)から一部抜粋・編集しました。

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