度々話題になる義実家との付き合い問題。邪険に扱う訳にもいかないですし、気を使っている人も多いはず。少なからずストレスを抱えることもあるかと思いますが、世間の奥さんたちは旦那さんに愚痴を言っているのでしょうか?
義実家の愚痴は旦那さんに言ってる?
先日、"義実家に対する愚痴を旦那さんに言うか否か"についての議論がネット上で白熱。"言う派"と"言わない派"に意見が分かれています。
議論の元になったのは、未就園児2人のママが寄せた悩みから。彼女は地元を離れて嫁いだため、身近で頼れる存在なのが旦那さんと義実家のみ。義実家には時々お世話になっているといいますが、ストレスが溜まる出来事があるそう。このママは「普段は自分の中に留めているのですが、時々爆発しそうになります」と告白しました。
この悩みと同様に"不満をため込んでしまう"人たちからは、「言わない。甘いもの食べるとか逃げ道を用意してる」「義母の作る料理がとにかくまずいけど、それを美味しいと食べる旦那にまずいなんて言えない」「親の悪口は口に出さない。旦那に愚痴った時点で私も嫌な人になる」といった意見が。
一方、「ストレートに言います。話が噛み合わない。余計な一言が多い。干渉したがるのがウザイなど...」「悪口ではなく、嫌だった、辛かった、悲しかったと感想で述べてる」「義実家だろうが腹立つ人間いたら普通に話すわ」という人も多いようす。
また、「本当にどうにかして欲しいことは愚痴るよ。夫もちゃんと聞いてくれるし」「アポなし訪問とか無神経な発言とか、常識を超えたものはさすがに言ってる」「育児に干渉してきたり、2人目催促された時は夫に愚痴りました」「同居なんだけど、義母が義父の食べ残しを鍋や炊飯器に戻すから、それは食べたくないし嫌だって愚痴った。まな板や洗った皿やフライパンも台拭きで拭かれるから、それも嫌だって言った」など、"度を超えたものは言う"人もいました。
子育て世代のストレス解消法とは?
子育て世代は、大きなストレスを抱えているという調査結果もあります。株式会社ビデオリサーチが2017年に発表した調査によると、35~49歳の女性(F2層)は9割近い87%が「日常的にストレスを感じている」と回答。この年代層の女性は妻や母といった担う役割が多いため、ストレスを多く抱えているようです。
では抱えたストレスはどのように解消しているのでしょうか? 同調査では「モヤモヤ・イライラ・ストレスを感じたときについ取ってしまう行動」についても質問。その結果、「睡眠をとる」「食べる」「ぼーっとする」「1人になる」「テレビを観る」といったストレス解消法が上位にランクインしました。F2層は、日常生活の中で賢くストレスを解消している人が多いのかもしれません。
義実家との付き合いは、避けて通れない場合もあります。つかず離れずの距離感を見つけることが大切なのかもしれませんね。
文/藤江由美