元となったむかしばなし
人魚姫
昔、あるところに美しい声を持った人魚姫がいました。
人間に憧れを抱いていた人魚姫は、溺れていた王子を助け、そのまま恋に落ちます。
しかし、王子は別の女性が自分を助けてくれたと勘違いし、その人と結婚を約束してしまいました。
どうしても王子にもう一度会いたい人魚姫は、魔女に人間にしてほしいと頼みます。
魔女は交換条件として人魚姫の美しい声を奪いました。
さらに魔女は「王子が別の女性と結婚すると海の泡になる」呪いもかけてしまいます。
再び王子に会った人魚姫は事情を真実を話そうとしますが、声が出ないので王子に伝わりません。
そしてそのまま王子は別の女性と結婚してしまい、人魚姫は海の泡になって消えていくのでした。