元となったむかしばなし
青ひげ
昔、あるところに大きなお屋敷に住み、青い色のひげをたくわえた醜い男がいました。
青ひげと呼ばれているその男はとある姉妹に結婚を申し込みます。
青ひげの見た目に加え、過去に結婚した女性がすべて行方不明ということを恐れたものの、青ひげの意外な優しさに触れたことで妹は結婚を決意しました。
ある日、青ひげは出張に出かける際に奥さんに「あの部屋には入ってはいけない」と伝えます。
ですが、我慢ができなくなった奥さんがその部屋に入ると、過去に青ひげと結婚した女性の死体が転がっていました。
部屋に入ったことがバレた奥さんは青ひげに殺されそうになりますが、機転を利かせて姉に助けを求め、命からがら逃げ出せたのでした。