SNS、好きだけど疲れる
S N S で情報を集めるのが好きです。
リアルな声がわかるので、何かを買う時に参考にすることもよくあります。
それにオンラインで人と繋がるというのは、手紙のように自分のペースで気持ちを綴れる良
さと、対面のようにすぐに相手に言葉が届く良さがあり、すごく便利だなあと思います。
何より、人前だと緊張してうまく話せない私でも、やろうと思えば家にいながら世界中に発
信できるのです。
一昔前からすると夢のようなツールかもしれません。
今私がこの文章を書いているのも、そして読んでいただけるのも、きっかけは S N S でした。
そんなふうに大好きなS N S なのですが...時々、疲れてしまうのです。
いや、もしかしたら、ずっと疲れているのかもしれません。
本当はもっと早くS N S との付き合い方を考える必要があったのでしょう。
S N S があまりにも自然に日常に溶け込んだので、意識することもなく過ごしてきてしまったという感じです。
S N S って、情報量が激流のようです。
フォローしている人の投稿だけでなく、おすすめとしてフォローしていない人の投稿が流れてきたりもします。
それが不快というわけではなく、むしろもっともっと見たくなります。
ですが、それゆえに、気づいたら情報に流されているという現象が起こります。
私は影響を受けやすい人間なので、こういう人が好きと書いてあれば「私もそうなろう」と思うし、こういう人は苦手と書いてあれば「うわ~私はこういうタイプだ...」と傷つき、「気をつけなきゃな」としばられてしまいます。
考える前に心に刻まれるような感じで、自然に。
そうして自分の中に「こうしたらこう思われる」という情報をストックしていき...いざ何か
言おうとすれば、「あれ、こうしたらこう思われるし、かといってこう言ったら嫌な気持ちになるかもしれないし、一方これは...」と、色々な人の意見が浮かんできて混乱してしまうのです。
一つ一つは大して気にならないような情報も、気づかないうちに蓄積して、いい意味でも悪い意味でも大きな影響を受けているのではないでしょうか。
それは、誰かが誰かに言った怒りや行き場のないかなしみや悩み、何気ないけど少し強い言
葉かもしれません。
正論や有益に見える情報かもしれませんし、誰かの幸せな話であっても当てはまるかもしれません。
そんな情報の波に飲み込まれないように、ちゃんと舵を取るぞ、という意志が大切です。
舵を取るというのは、SNSが持つ影響力を理解したうえで楽しむということです。
欲しい情報は自分で調べに行くくらいのスタンスでいることと、流れてきた情報をうのみにせず自分で考えてみることも大切なのでしょう。
自分が影響されやすいと知っていれば、ミュートなどを使ってあまり多くの刺激に触れないようにするという予防もできます。
ミュート機能、本当におすすめです!
見たくない言葉があれば片っ端からミュートしましょう。
私はSNSが大好きです。続けたいから、自分やSNSと向き合っていい付き合いをしていきたいです。
SNSだけでなく、あらゆる分野で自分にとって心地良い環境を模索していくというのはきやすくなる秘訣だと思っています。