モテ人生から転落した母。「昔の自分」に苦しみ.../ママのうつ病をなめてたら、死にそうになりました。

10代で家族を介護する「ヤングケアラー」。私はそんな言葉が生まれるずっと前、思春期にうつの母と向き合っていました...。上野りゅうじん著『ママのうつ病をなめてたら、死にそうになりました。』は、中学生の頃、うつを患う母に従い、どんなにつらくても寄り添わなければいけなかった著者の壮絶な実体験を描いたコミックエッセイです。かわいそう、大変そう、そんな陳腐な同情の言葉なんて言えなくなる、身に迫るリアルを感じてください。

 

うつ病の母から、もう何度目か分からない無理心中を迫られた中学3年生の娘・キヨ。「これから死ぬ!」と電話で恋人を呼びつける母の姿は、キヨには「ワガママ病」にしか見えません。しかしそんな母を見捨てるわけにもいかず、キヨは今日も母のワガママに付き合ってあげるのです。

※本記事は上野りゅうじん著の書籍『ママのうつ病をなめてたら、死にそうになりました。』から一部抜粋・編集しました。

※この記事はセンシティブな内容を含みます。ご了承の上、お読みください。

【前回】「死ぬからな!」命を絶とうとする母にうんざり

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上野りゅうじん

2017年「うちのへそ曲がり!!」でデビュー。『オカンDAYS』(講談社)、ヤングケアラーだった過去を綴った『ママのうつ病をなめてたら死にそうになりました。』(ぶんか社)が発売中。漫画で参加した『女はいつまで女ですか? 莉子の結論』(KADOKAWA)など著書多数。

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ママのうつ病をなめてたら、死にそうになりました。

上野りゅうじん/ぶんか社)

精神科に通院し「死にたい」が口癖のママに、中3のキヨは振り回されっぱなし。昔のモテモテだった自分を思い返しては落ち込み、失恋とトラブルを繰り返しすたび、ママの精神状態は悪化していく。 幸せになればうつが良くなると信じ、三度目の結婚をするものの、その夫からは激しいモラハラの嵐で、さらなる闇へと落ちてゆくことに…うつ病の親を持つ思春期の子どもだったときの苦労と苦悩を、当事者が振り返りながら描くヤングケアラーコミックエッセイ!

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夫がいても誰かを好きになっていいですか? アヤの選択

※この記事は『ママのうつ病をなめてたら、死にそうになりました。』(上野りゅうじん/ぶんか社)からの抜粋です。
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