面倒ではあるけれど、無碍にもできない。ママ友との関係は意外と厄介なもののようです。良好な関係を築ければ何よりですが、クセの強い方たちも多いようで...そんな中でも際立っていたエピソードを3つご紹介します。
1.娘が我が家へのお泊りをせがんでいるのに連絡先の交換は拒否?
「小学4年生の娘がいる我が家。娘のお友だちのAちゃんに困っています。夕方になり帰るよう促すと『晩ごはんを食べていきたい』『〇〇ちゃん(別の友だち)は食べたのにずるい』とごね、しまいには『お泊りしたい』と言い出しました。他の子はママの許可をもらってきたんだよ、と諭して帰らせましたが、アレルギーの有無も分からない子にご飯を食べさせるのは怖いです。そこで後日、学校の懇親会でAちゃんママに会ったときに、何かあると困るから連絡先を交換しましょうと言ってみたのですが...。なんと『そういうのは結構です』と断られてしまいました。連絡先も知らない相手に子どもを預けることは不安じゃないのでしょうか? その後もAちゃんは家に来ては困ったお願いをしてくるのですが、誰に相談したらよいものやら...」(カーネーションさん、40歳)
Aちゃんがどんな気持ちでそんなお願いをしてくるのか、心配になりますね。こういうときこそママ友のネットワークを生かすべきなのでしょうが、Aちゃんママはどう思っているのか...謎です。
2.図々しい...そして怖い!いきなり家に上がり込んできた恐怖の距離なしママ友
「娘の幼稚園の参観日、娘同士が仲良しだというCさんと知り合いました。家も近くだったようですが、Cさんはとにかく物静かな人。間が持たなくてあいさつして別れようとしたら、いきなり連絡先を交換しましょうと言われました。まだ打ち解けてないのにな、と思いつつ軽い気持ちで教えることに。すぐ『子ども同士遊ばせませんか』と誘われ承諾すると、当日、娘と同級生の子と、2歳くらいの下のお子さんを連れてきました。下の子も連れてくるとは聞いてないな~と思いつつ、公園で遊ぼうとしたのですが...。『お家はどこですか?』と聞かれ、教えると躊躇なく上がり込みました。その後Cさんは子どもたちを放置してぼーっとしているだけ。2~3時間ほどで帰りましたが、きっとああいう人がトラブルを起こすのだろうな、とつい思ってしまいました」(324さん、37歳)
Cさん、いわゆる「距離なし」だったのでしょうか...。仲良くなろうと強引にグイグイ来るのも困りますが、いきなり距離を詰めてきて、そのくせ仲良くなる努力はしないというのは、ちょっと怖いですね...。
3.「他の人と仲良くしないで!」ママ友の歪んだ独占欲が暴走し...
「娘が小学校に上がった頃、RちゃんのママSさんと仲良くなりました。ときどき『〇〇ちゃんママと一緒にいるのが楽しいの?』など『え?』と思うことを聞いてきましたが、普段はいい人なので仲良くしていました。しかし、Sさんと一緒に学年委員になったとき、私が他のママ友と話をしていたら、Sさんがそのママ友を睨んでいました。Sさんがいないときに聞いたところによると、Sさんが他のママを私に近づけないようにしていたようです。どうしてそんなことをしたのかSさんに聞くと、小中学生時にいじめに遭ったトラウマで、友だちが信じられなくなり、私がママ友と親しくなる姿が、去っていった友だちを思い出させるのだそうです。『私の気持ちを分かって』とSさんは泣いていましたが、同情よりも恐怖を感じてしまいました...」(おこめさん、45歳)
人や物に執着してしまう人は、何かしら悲しい過去があるのかもしれませんね。気持ちは分かりますが、だからといって他の人を攻撃していい理由にはなりません。Sさんの心が癒えて、普通の人づきあいができるようになる日を祈るばかりです。
強烈なママ友とのエピソード、3つをご紹介しました。困った相手とも適度な距離でお付き合いしていくのが大人なのでしょうが、あまりにも厄介な相手とは、家族や他の人に迷惑がかからないよう、付き合わないようにするのが賢明...なのかもしれません。