「乗り換え案内」で調べたらスクリーンショットを撮る/時短術大全

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あなたは自分の時間を有効に使えていますか?
仕事時間を1日10分短縮できたとすると、1年間で40時間の短縮になります。すると5年で200時間、そして10年では400時間も短縮できるのです!
時短術の集大成となる1冊「時短術大全」から、ビジネスに役立つテクニックを連載でお伝えします。
未来のために、今できる小さなことから始めてみましょう!

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前の記事「「Cc」や「Bcc」で届くメールには返信しない~より楽にメールを送る方法/時短術大全(48)」はこちら。

◎仕事に役立つアプリやソフトの使い方

1.Evernoteで情報を〝一元管理″する

仕事で使うメモに始まり、写真や音声データ、インターネットで見つけた有用なサイトなどの情報は〝一元管理″して、すぐに活用できるようにしたい。そんなときに強力な武器になってくれるのが、Evernoteだ。
Evernoteは、簡単にいうとメモ帳とスクラップブックの機能をあわせ持ったアプリ。思いついたことをテキストにして保存するだけでなく、気になった情報をすべて放り込んでおくことができる。
場所を選ばずどこにいても利用できるため、オフィスで収集したデータを出先で活用する際にも、非常に便利だ。

 

2.社内コミュニケーションはメールではなく

「メッセンジャーアプリ」で迅速に

メールは顔を合わせなくても打ち合わせができる便利なツールだが、送信したり受信したりで往復の手間がかかる。より短時間で用件をすませたいなら、「メッセンジャーアプリ」を活用することだ。
メッセンジャーなら対話形式なので挨拶めいた文言は不要。ダイレクトに本題に入ることができる。ことにイエスかノーかを確認したいだけといった連絡に最適で、相手が既読かどうかもすぐわかるため、おのずとレスポンスが早くなる。
ただしカジュアルな雰囲気になるので、立場が上の人や得意先とのやり取りには向かないだろう。社内のメンバー同士や、取引先の親しい相手とのやり取りに使うと、メール処理に費やす時間をぐっと減らすことができる。

 

3.「乗り換え案内」で調べたらスクリーンショットを撮っておく

得意先を訪問することになったので、インターネットでルートをあらかじめ調べて、ややこしい乗り換えもチェック。これでOKと思ったが、行く途中でやはり迷いそうになった。こんなときはまたインターネットを開いて検索することになってしまう。
そんなことにならないよう、先に調べたときの地図や乗り換え案内は、スクリーンショットで撮ってスマホなどに保存しておきたい。そうすれば、1度調べた検索結果をすぐに見ることができ、また最初から検索する時間と手間が省ける。
郊外だと電車やバスの本数が少ないので、時刻表もスクリーンショットしておくと余計な待ち時間をなくせる。
会社に戻っても、削除するのはまだ早い。乗り換え案内があると経費の精算をするときに交通費がひと目でわかり、もう1度交通費を調べる手間を省けるので、保存しておこう。

 

4.勝手に起動するソフトを削除してパソコンの起動速度をアップ

いち早く仕事をスタートさせたいのに、パソコンの立ち上がりが遅いのはイライラの元。これは常駐ソフトが原因だと考えられる。
パソコンを立ち上げると、デスクトップには表示されないところで多数の常駐ソフトが起動し、その時間がかかるのだ。組み込まれているすべての常駐ソフトが必要だとは限らないので、不要なものは削除するかオフにすると、起動だけでなく動作もぐっと速くなる。
スタートアップのフォルダーやレジストリのファイルに登録されているソフトを必要かどうか確認して、不要なものは常駐から解除するといい。スタートアップにはいくつものショートカットが表示されているだろうから、それらを削除しても速度はアップする。

  

次の記事「あえて「テキストエディタ」を使う~仕事に役立つアプリ&ソフト/時短術大全(50)」はこちら。

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『時短術大全』
(生産性改善会議 / KADOKAWA)
本書は仕事に関する時短術を集めた、集大成となる1冊。時間の使い方が圧倒的にうまくなる411のテクニックを集めました。仕事が早いか遅いかは、知っているか知らないかの違いだけ。時短術を活用することで、少しずつ自分の時間は増えていきます。そして、その効果は必ず将来あらわれます!

 

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