臭ったら恥ずかしい...
蒸し暑い日々が続く夏場には、ちょっと外出しただけでも靴のなかで足が蒸れてしまうもの。「玄関先に異臭が漂う...」なんてことになったら最悪ですよね。そこで今回は、靴の臭いを防ぐために使える様々なテクニックを見ていきましょう。
■靴職人が明かす驚きの防臭テクニック
7月24日に放送された「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)には"靴職人"が登場し、下駄箱の臭いを防ぐ方法をレクチャーしていました。そもそも下駄箱がなぜ臭ってしまうかというと、湿度が高いため靴内の雑菌が繁殖するからだと言われています。そこで靴職人が提案したのは、湿気をとるために靴の下に新聞紙を敷くという方法。
さらにおかしの袋などに入っている「乾燥材」を下駄箱のなかに置いておくのも効果的です。新聞紙も乾燥材も、季節の変わり目を目安に3カ月ほどで交換するのがちょうど良いタイミング。日常生活で手に入るもので防臭できるとあって、森三中の村上知子も「これだったらおかしを食べたあとに取っておけばいいだけ」と感心していました。
さらに番組では靴の「正しい保管方法」も登場。靴を長い間下駄箱にしまっておくと、久しぶりに履こうとしたときに型崩れしていることがよくありますよね。そこで靴に新聞紙などのやわらかい紙を詰め込んで保管すれば、型崩れを防ぐことができます。この時、新聞紙でなくキッチンペーパーを使えば湿気を吸い取ってくれる効果も期待できるので一石二鳥。
ちなみにハイヒールには紙を入れるのが難しいので、"割り箸"を活用するのが良いそう。つま先のところに新聞紙を詰め込んだ後、つま先からかかとに割り箸を入れることでつっかえ棒のようにピンと形を保ってくれます。
■靴の臭いを防ぐための方法
銅イオンの微量金属作用には細菌類を死滅させる性質が
下駄箱の異臭を防ぐ方法には、他にも様々なものがあるようです。定番は10円玉を靴のなかに入れておくという方法で、銅イオンの効果で雑菌の繁殖を抑えられると言われています。10円玉の色が黒ずんで見えるようになってきたら替え時なので、新しい硬貨と入れ替えるようにしましょう。
また「ヒルナンデス!」では7月17日の放送で、"重曹"を活用する方法が紹介されていました。やり方としてはいらなくなった靴下に重曹を入れて丸め、靴のなかにギュッと詰めて一晩放置するだけ。番組によると重曹には消臭効果や湿気を除去する効果があるそうで、ネット上には「重曹使ってみたら、運動靴の臭いが完全になくなってびっくりした!」と実際に試した人の声も上がっています。
靴の臭いが気になるときだけでなく、普段からのお手入れも重要。靴を定期的に干すようにしたり、よく絞ったタオルで内側を拭いたりして、靴と下駄箱を清潔に保っていきましょう。