『二宮金次郎の像とねこ』「とても立派な人なんだ」ねこが称える偉業とは.../にゃんと!ねこむかしばなし

◆貧乏神と福の神なねこ

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◆元となったむかしばなし


貧乏神と福の神
昔、あるところに貧乏神が家に住んでいるがために、貧しい暮らしをしている夫婦がいました。ですが、夫婦はまじめに働き、幸せに暮らしていたため、貧乏神は居心地の悪さを感じ、ついには泣き出してしまいます。
そんな貧乏神に対しても夫婦はとても優しく、いつまでもいて良いと告げます。貧乏神は感動しますが、そこに福の神が現れます。交代の時期がやってきたのです。貧乏神は福の神に無理やり交代されそうになりますが、夫婦がそれを拒みます。何故か悪者扱いされ、困惑した福の神は貧乏神を置いてそのまま逃げていきました。それから、夫婦は裕福にはなりませんでしたが、幸せに暮らしたのでした。

 
※この記事は『ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)からの抜粋です。

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