『ねこむかしばなし』

◆ラプンツェルとねこ

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◆元となったむかしばなし


ラプンツェル
むかしあるところに高い塔に住む髪の長いラプンツェルという女の子がいました。
ラプンツェルは魔法使いによって、塔に閉じ込められていたのですが、その暮らしが当たり前だと思っていたので疑問に思ったことはありませんでした。
ある日、一人の王子が偶然その塔に現れます。二人は次第に仲良くなっていき、恋人同士になりました。しかし、そのことが魔法使いの逆鱗に触れてしまい、ラプンツェルは長い髪を切られて塔から追い出され、王子はラプンツェルに会えなくなったショックから失明してしまいます。数年後、二人は森で再会し、喜んだラプンツェルの涙によって王子は再び目が見えるようになりました。王子はラプンツェルをお城へと連れて帰り、幸せに暮らしました。

 
※この記事は『ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)からの抜粋です。

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