『ねこむかしばなし』

キルケーとオデュッセウスとねこ

『ねこむかしばなし』 11-02.png

元となったむかしばなし

オデュッセイア

むかしある島にキルケーという魔女が住んでいました。
キルケーは気に入った男がいると島に連れ帰って養い、飽きると魔法で動物に変えて楽しむという生活をしていました。ある日、オデュッセウスという男が国へ帰るため仲間と航海をしていたところ、この島にたどり着きます。
キルケーは到着した人間を片っ端から動物に変えていきましたが、オデュッセウスは神様からもらった薬草のおかげで魔法が効きませんでした。キルケーはその力に驚き、そして好きになってしまいました。
キルケーはオデュッセウスの仲間たちを人間に戻し、ここから先の航海の仕方も伝えます。オデュッセウス一行は再び帰路へとついたのでした。

 
※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。

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