『ねこむかしばなし』

3匹のねこの教え

『ねこむかしばなし』 09-01.png

元となったむかしばなし

三本の矢の教え

日本の戦国時代に毛利元就という武将がいました。
自身の命が長くないことを悟った元就は3人の息子を呼びました。そして3人の前で3本の矢を1本ずつ折ります。「1本では簡単に折れてしまうが...」と言ったあと、3本の矢を束ねて折ろうとするのですが矢はまったく折れません。「このように3本束ねればまったく折ることができない。この矢と同じようにそなたらもバラバラではなく、力をあわせて困難を乗り切りなさい」と伝えたのです。
結束することの大切さを改めて学んだ3人は固い絆で結ばれたのでした。

 
※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。

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