『ねこむかしばなし』

キューピットのねこ

『ねこむかしばなし』 07-02.png

元となったむかしばなし

キューピット伝説

キューピッドは愛を司ると言われている天使です。
キューピッドが持っている矢に打たれた人は強制的に恋をしてしまったり、逆に100年の恋に冷めてしまったりします。怖いことに、人の恋心を自由に操れる能力をもっているにも関わらず、キューピッドはいたずら好きです。人間が燃えるような恋をしていたかと思えば急に別れてしまうのも、キューピッドの気まぐれのせいとも言われています。
ただ、しっかりと仕事をしていないとさらに上の存在である神様から怒られることもあるようで、誰もがみなくっついたり離れたりを簡単にしていないのはその神様のおかげかもしれません。

 
※本記事はぱんだにあ著の書籍『ねこむかしばなし』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。

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