『少女漫画ぽく愚痴る。』 (たら実/KADOKAWA)第7回【全36回】
少女漫画風のイラストに添えられた主婦あるある、女子あるある。家事や育児、仕事や健康...日常から生まれる切実な思いや小さなストレス。そんなリアルな愚痴と、少女漫画風の繊細でかわいい絵柄とのギャップがクセになると話題のこの作品。SNSでも「身に覚えがある」「あの時の自分だ...」「声を出して笑ってしまった」と多くの人の共感を呼んでいます。どんな発想から作品が生まれたのか、作者・たら実さんのコメントを交えてお届けします! 読んでいくうちに日々の疲れが笑いに変わる『少女漫画ぽく愚痴る。』(KADOKAWA)をぜひお楽しみください。
※本記事はたら実著の書籍『少女漫画ぽく愚痴る。』から一部抜粋・編集しました。
砂場みたいな床への愚痴がSFに!
近未来SF風のイラストにわくわくする、掃除の話。
緊迫感あふれる司令室から届いたのは、お子さんがいる家庭から共感の声が聞こえてきそうな「本日の掃除機稼働率5倍」のメッセージ。
「近未来SFの司令室で、緊急事態発生的なイメージです。浮いているキーボードやグラフの映像を描くのに試行錯誤しましたが楽しかったです。掃除機をかけた10分後に、『砂場かな?』みたいな感触の床になっていたりする時もあります。諦めずに掃除機をかける日もあれば、諦めて砂場で過ごす日もあります」と、たら実さん自身の涙ぐましいエピソードを教えてくれました。