港区女子の光と影を描いた『人生もっとうまくやれたのに 港区女子の絶望と幸せ』(KADOKAWA)。主人公の美春は、「ギャラ飲み」で生活費と学費に追われる生活を一変させ、美貌、デパコス、ブランドバッグ...欲しいものを全部手に入れます。しかし、欲に目がくらんだせいで「本当に大切なもの」を見落としていて...。読む側の胸が苦しくなるほどのリアリティはどこから生まれたのでしょうか。著者のうみの韻花さんが、制作の舞台裏を明かしてくれました。
『人生もっとうまくやれたのに 港区女子の絶望と幸せ』あらすじ
物語の主人公は、田舎から大学入学を機に上京した女の子・美春。

目に見えるものすべてが新鮮で、憧れの地・東京という舞台に立てたことに喜びを感じる彼女ですが、気がかりはお金のこと。「金銭面は自分で何とかする」と言って、親の反対を押し切って東京に来た手前、生活費はアルバイトで稼がなくてはなりません。
東京で華やかに暮らす、という目標はあるものの、実際の美春は日々のアルバイトで疲れ果て、さらに大学で裕福な同級生との経済格差に直面し、「もっとお金があれば」という不公平感を抱くようになります。

大学2年生になったある日のこと、とある人物から「ギャラ飲み」の存在を教えてもらった美春は、飲み会に参加したり男性と食事に行ったりするだけでお金を稼げると知り、生活を楽にしたい一心で、挑戦してみることにします。





