生活費を入れない最低夫。遊びにお金をつぎ込んでいる場合が大半でしょうが、自分のへそくりとして隠し持っている場合も...!?
⑤ポイント3:主張を裏付ける証拠はあるか?
モラハラ夫は大抵、妻の離婚要求に徹底的に抵抗するため、離婚訴訟になることも少なくありません。第三者である裁判所は、配偶者に不貞などがない場合、「婚姻が継続しがたい重大な事由」として、あなたのモラハラの訴えが合理的であるかどうかを判断しますので、客観的に「こんなモラハラを受けた」という証拠を提示できるようにしておく必要があります。モラハラ夫はずる賢く証拠になりにくい言動も多いのですが、下図を参照して、証拠となるものを押さえておくようにしましょう。
DVに発展した場合は、直ちに別居に移るか、DVシェルターのような施設を利用することが賢明です。これも、事が起こってからでは対応が遅れてしまうので、そういう兆候を見かけたら、「最悪の場合はここに逃げる」と余裕のあるときに決めておくことが大切です。
モラハラの証拠を集めておく!
・うつ気味になり受診した心療内科の診断書やカルテ
・心理カウンセラーに相談した内容の記録
・子どもへの言動についての悩みを児童相談所に相談した内容の記録
・親や信頼できる友人に相談したメールのやりとり
・モラハラの状況を書き記した日記
▶第三者の記録のほうが証拠として重視されるが、メールや日記でも十分。
▶録音は1回、2回程度だと、日常的なモラハラか判断できない。さらに録音していることが夫にバレたら暴力に訴えられる危険もあるので、あまり現実的ではないかも。