前回の記事「ロングヘアなら「ふっくら」&「くびれ」が効果的! 夏枯れヘアをアレンジして-10歳を叶える(2)」に引き続き、マイナス10歳が叶う具体的なスタイリング術を、ヘアメイクアップアーティスト野崎裕子さんに伺っていきます。
Before
藤田さんの髪はパーマをかけた名残りで少しうねっていますね。この状態だと、なかなかヘアアレンジが決まらず、ついつい結んでしまうのもよく分かります。クセの強い方や、髪が細くて広がってしまう人は、カーラーを使って髪を伸ばし、ふんわりさせるようにアレンジしてみてください。そして最後に、毛先にオイルを少しだけ塗りましょう。髪全体につけてしまうと、せっかくセットした髪がぺちゃんこになってしまうので、「毛先だけ!」が絶対ルールです。ぜひ、試してみてください。
野崎さん流 マイナス10歳ヘアの作り方
1 おでこのキワから後頭部に向けて、髪の分け目をなくすため、手で髪をジグザグに動かします。その後、写真のように横にふわっと下ろし分けます。
2 髪を左右二つに分け、さらに上下二つに分けてカーラーで巻きます。ポイントは、地肌に対して垂直に巻くこと。根元もしっかり立ち上がります。
3 カーラー1個に対してドライヤーで熱風20秒を当てた後、冷風10秒を当ててください。最後に冷ますことで髪の形がキープできますよ。
4 カーラーを取り、髪をほぐします。空気を入れ込むイメージで、髪を揺らしましょう。そして毛先にオイルを少しもみ込めばツヤと束感が出てきます。
After
頭頂部と横紙の軽さが、フェミニンな印象ですね! 髪型は第一印象を左右する大切なパーツ。ぜひ、取り入れてみてくださいね。
構成・取材・文/荒井さやか 撮影/楠本隆貴(will creative) ヘアメイク/野崎裕子
<教えてくれた人>
野崎裕子(のざき・ゆうこ)さん
雑誌やテレビを中心に活躍するヘアメイクアップアーティスト。独自の理論から作り出す、すてきなヘアスタイルの提案にモデルからの信頼も厚い。
野崎裕子(のざき・ゆうこ)さん
雑誌やテレビを中心に活躍するヘアメイクアップアーティスト。独自の理論から作り出す、すてきなヘアスタイルの提案にモデルからの信頼も厚い。