少女漫画風のイラストに添えられた主婦あるある、女子あるある。家事や育児、仕事や健康...日常から生まれる切実な思いや小さなストレス。そんなリアルな愚痴と、少女漫画風の繊細でかわいい絵柄とのギャップがクセになると話題のこの作品。SNSでも「身に覚えがある」「あの時の自分だ...」「声を出して笑ってしまった」と多くの人の共感を呼んでいます。どんな発想から作品が生まれたのか、作者・たら実さんのコメントを交えてお届けします! 読んでいくうちに日々の疲れが笑いに変わる『少女漫画ぽく愚痴る。』(KADOKAWA)をぜひお楽しみください。
※本記事はたら実著の書籍『少女漫画ぽく愚痴る。』から一部抜粋・編集しました。
トイレットペーパーは使ったら補充して!
2重の意味でドキドキするシチュエーション。
家庭で頻繁に繰り返されるいざこざを描いたイラスト。女の子に保健室で包帯を巻いてもらうドキドキするシチュエーション...のはずが、書き込まれた文字は「トイレットペーパーは使い切った人が次を補充しようねって約束 あなたは忘れちゃったのかな」。トイレットペーパーを包帯に見立てるセンスも光ります。
「編集部の方のエピソードです。イラストは保健室で手当てしている風です。包帯がトイレットペーパーに見えるような気がしてしまい、このシチュエーションにしました。我が家でも補充がされないのはもちろん、ラスト5センチだけ残したトイレットペーパーが放置されている時もあります...」と、たら実さん自身も苦労が尽きない模様。