40代の10年で人生の後半が決まる!? 大切なこの時期の過ごし方は.../40代にとって大切な17のこと

いまの苦しさが、一生続くわけではない

「40代」というのは、いちばん苦しい年代ではないかと思います。

親が70代、80代を迎える年齢になって、重い病気ではなくても、一人では放っておけない、という感じになるでしょう。

もしも倒れたり、認知症や老人性アルツハイマーの兆候が現れたりすれば、介護の始まりです。

一方で、あれだけ小さかった子どもはすっかり大きくなって、進学などでお金もかかります。

自分のための時間もお金もない。

そのピークが「40代」になるからです。

けれども、この苦しさは、一生続くわけではありません。

両親もどこかのタイミングで亡くなっていくし、子どもがいる人は、その子どももまた、あなたの世界からはいなくなります。

50代が近づいてくると、仕事面での自分の能力の限界が見えてきます。

仕事ができる人は、責任者として忙しくなっているかもしれません。

でも、そうでない人は、新プロジェクトのメインのメンバーなどには選ばれなくなります。

雑用的な仕事は増えるかもしれませんが、これからは、仕事に追われて忙殺されることはないでしょう。

人生でいちばん忙しいのは「30代」だと思いますが、子どもの成長が見えたり、仕事でも、会社で昇進、昇格できたり、少なくとも、その見込みがあったりして、忙しくても希望があります。

40代になっても、その忙しさは変わりません。

自分の限界が見えてきたり、親や子どもとの関係も変わってきて、「苦しさ」や「虚しさ」が、そこに加わります。

「何のための人生なんだ」と絶望的な気持ちになるかもしれません。

でも、そこで思い出してほしいのが、この苦しさは一生続くわけではない、ということです。

実際に40代も後半になると、自由な時間が増えていきます。

そう考えると、苦しい今も、少しは気が楽になるかもしれません。

「なんとか乗り越えていける」という気持ちも湧いてくるのではないでしょうか。

人は、どんなにつらいことも、「いつまで」という期限があれば耐えていけるものです。

このまま、ずっと同じ状態が続くと思えば苦しいだけですが、いつかは解放されることがわかっていれば、それまではがんばれるのです。

ある人がブログで書いていたことですが、子どものお弁当をつくるのが、つらいと思っていたそうです。

そのために、毎朝5時に起きなければならなかったのですが、子どもが高校を卒業する数日前に、お弁当は今日が最後だと思ったら涙が出たというのです。

ずっとお弁当づくりはイヤだと思っていたのに、もう、それができない。

そんな日が来たことを簡単には受け入れられなかったようです。

老人ホームにいる人たちと話をしていても、「忙しい頃が懐かしい」という人がたくさんいます。

慌ただしくて、息つくひまもないときが、じつは幸せな人生の瞬間だったと思うのだそうです。

50代からは、多くの人が幸せになっていきます。

そうすると、いちばん苦しい40代で起きることは、ホロ苦く懐かしい思い出になっていくのです。

なので、いま大変な人も、もう少しがんばってみましょう。

50代になれば、霧が晴れるように、苦しさが消えるのです。

 

本田 健

作家。神戸生まれ。経営コンサルタント、投資家を経て、現在は「お金と幸せ」をテーマにした講演会やセミナーを全国で開催。インターネットラジオ「本田健の人生相談」は5000万ダウンロードを記録。

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40代にとって大切な17のこと

本田 健/PHP研究所)

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※この記事は『40代にとって大切な17のこと』(本田 健/PHP研究所)からの抜粋です。

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