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『歩いて旅する、ひとり京都』 (山脇りこ/集英社)第1回【全8回】
NHK「あさイチ」などに出演する料理家でエッセイストの山脇りこさんは、大の関西旅好き。年に4、5回は京都や大阪を訪れるそうです。そんな山脇さんの新刊が、旅エッセイ『歩いて旅する、ひとり京都』(集英社)。 「京都は歩くだけで楽しい街」と語る山脇さんが提案するのは、誰にも気兼ねせず、気の向くままに歩を進める贅沢な旅です。 京都、そして大阪、大津、近江八幡、明石、城崎...、一歩踏み出して"私とふたり"で歩けば、新しい景色やグルメに出合えるかもしれません! 今回は本書の中から、意外にも山脇さんにとって難関だったという「ひとりごはん」の楽しみ方について紹介します。
※本記事は山脇 りこ(著)による書籍『歩いて旅する、ひとり京都』から一部抜粋・編集しました。
朝も昼もたそがれ時も、京都はひとりごはんパラダイス
ひとりで食べたい!!
"ひとり晩ごはん"がどうしたって苦手だ。ひとり旅を重ねても、ひとりの晩ごはんをどうするか?は私にとって永遠のテーマ、いや難題。
過日、某料理雑誌の撮影でのこと。スタッフ4人が全員女性だったのだが、私以外の3人は、ひとりごはんも平気、躊躇なく、どこでも入れる~と言う。「どんな扉もひとりで開けられる」という名言も出たほど。中でも、ワンオペ(調理もサービスもひとりでこなす)の店は入りやすい、特に女性がやっている店はいいねーと盛り上がった。
京都にはそんな店が多くて、ひとりごはんが苦手な私にも優しい。京都って、ほかにもいろいろ見どころのあるいいやつだけど、特に女性ひとりへの対応については、他の追随をゆるさないのではないか。
大阪にも、ひとりで入れる、むしろひとり飲みの常連で溢れている店はいっぱいあるけど、メンズ向けが多い印象。女性の入りやすさでは京都に軍配があがると思う。
それに、さすがのトップオブザトップ観光地で、「晩ごはんが苦手なら、昼は?」「たそがれ飲みも充実しているよ」「朝ごはんはどう?」と語りかけてくる。友達同士や家族やカップルだけでなく、ひとりの旅人にも、愛と微笑みと楽しみ方を用意してくれているのだ、ありがとう。
そんな店を、ダンダダン!と紹介してみたい。








