おいしさの秘密は温度にあった! 温度を微調整できるポットとお茶の幸せな関係

photo1.jpg株式会社山善(YAMAZEN)『電気ケトル YKG-C800』


株式会社 山善は、1度単位で温度調節ができる『電気ケトル YKG-C800』を1月中旬に発売しました。「そんなに細かく調整をしなくても...」と感じる方もいるかもしれませんが、実はコーヒー、お茶、紅茶といった「温かい飲み物」のおいしさは、「お湯の温度」で決まることをご存知でしたか?

寒い季節だからこそ、ホットドリンクをおいしくいただきたい。今回は、この電気ケトルの機能とともに、「飲み物と最適な温度の関係」を紹介します。

「おいしい飲み方」にとことんこだわった機能

『電気ケトル YKG-C800』には、6段階の温度があらかじめセットされた「温度選択スイッチ」があります。この機能で選べる温度は、60度・70度・80度・85度・90度・95度。

これ以外の温度にしたいときは、「温度設定スイッチ」を使えば、60~100度まで1度単位での温度調節が可能です。

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株式会社山善(YAMAZEN)『電気ケトル YKG-C800』


また、普通の電気ケトルのように、ワンタッチでお湯を沸騰させられる「沸騰スイッチ」も搭載しています。インスタントラーメンを作ったりするのはもちろん、60分間の保温機能もあるため、お湯が冷めるのを気にすることなく、お茶のおかわりものんびりいただけます。

さらに、ケトルの形にも注目です。コーヒーをドリップしやすい細口ノズルになっています。これまでのヤカンやケトルでは、一度に大量のお湯が出てドリップしにくいと感じた人も、『電気ケトル YKG-C800』なら、その心配もありません。

日本茶の最適な温度は?

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おいしく淹れて、香りと味の両方を楽しみたいですね。

そもそも、飲み物を淹れるのになぜ沸騰したお湯ではダメなのでしょうか?

実は飲み物は種類によって適温が異なり、日本茶の場合はお湯の温度によって渋くも甘くもなってしまうのです。煎茶なら、湯温は通常70度が適温。これを80~90度の高温で淹れると渋めになり、逆に50~60の低温で淹れると甘めになります。「お茶が渋いな」とか「今日は甘く感じる」という味の違いは、体調や茶葉以上に、この温度に秘密があったのです。

玉露は煎茶よりも適温が低くて、およそ60度が目安です。なお、お湯を淹れたあとに急須をゆすると、苦みが多く出てしまいます。急須には触らずに、そのままじっと待ちましょう。

ほうじ茶は煎茶や玉露とは逆に、100度の熱湯が適温。すでに茶葉を炒ってあるためカフェイン(苦味)が少なくなっており、熱湯で淹れても苦くならないのです。熱いお湯のほうがしっかりと香りが出るので、ぜひ沸騰したあつあつのお湯で淹れてみてください。

紅茶を淹れるなら、この温度で!

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同じ茶葉でも種類によって淹れ方が違います。


紅茶の場合は、緑茶とはまた淹れ方が変わります。軟水、それも汲みたての空気を多く含む水(新鮮な水道水)を沸騰したものがおすすめです。ぬるかったり、逆に沸騰しすぎたお湯だと、紅茶の香気成分がきちんと出ません。また、ポットに鉄分が含まれていると、香味を損なったうえに、紅茶の色が黒っぽくなってしまいます。紅茶を鉄瓶で淹れるのは避けましょう。

このように、飲みたいお茶の種類によって、最適な温度がそれぞれ違います。お湯の温度を調節できる最新の電気ポットが、お茶淹れに最適な理由が伝わりましたでしょうか?

ちなみに、沸騰したお湯を容器に移し替えると、およそ10度~15度ほど温度が下がります。最新の電気ケトルは便利ですが、これがなくても工夫次第で、お湯の温度を簡単に調節できるのです。日ごろ、何気なく飲んでいるお茶やコーヒーも、今夜は「温度」に気を配って淹れてみてはいかがでしょうか?

文/今野菜美

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