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2020年夏の東京オリンピックまで、いよいよあと3年弱。
競技観戦で隣同士になった外国人観光客と話さなくてはいけなくなった!なんてシーンで困らないよう、今から簡単な英語の日常会話を学びませんか? 「英語は全然ダメ」なあなたでも、中学3年間で学んだ英語の学習なら、3年後に間に合うかもしれません! もちろん海外旅行先でも役立つキーフレーズが満載です。
さあ、一緒に学んでいきましょう!
今日の英会話:
I have no money with me.「お金を持ち合わせていません」
英語を話していて「これでもか!」というほど出てくる「have(持っている/ある/食べる)」いろいろな使い方がありますが、基本を押さえておくと応用もしやすいですよね。
「have + 名詞」で、〜を持っている。または〜がある。という意味になります。今日の英会話の「I have no money. (お金がありません。)」は、旅行中に使ったことがある。なんていうひとも少なくないのではないでしょうか。この場合は、「no + 名詞(〜がない)を持つ」で、「私は〜がありません。」という意味になります。
いろいろな場面で使えるので、是非使ってみてくださいね。
Key Phrase 15
I have+名詞.
〜があります/〜を持っています
「have」は「持っている」という「状態」を表しているので、進行形にしないのが普通です。しかし、「have」が「食べる」という意味のとき は進行形にすることができます。
- I have a reservation at seven.(7時に予約しています)
- I have two tickets for a concert. (コンサートの券が2枚あります)
- I have a previous engagement.(先約があります)
- I have breakfast at seven every day. (毎日7時に朝食をとります)
- I have a good idea.(いい考えがあります)
- I have a problem.(困っています)
- I have no time to go to a movie.(映画を見に行く時間がありません)
- I have no money with me.(お金を持ち合わせていません)
- I have no idea.(私にはわかりません)
- I have nothing to do this weekend.(今週末は何もすることがありません)
 【Column】
「sister」は「姉」or「妹」?
日本人が、何と訳せばいいのか迷ってしまう英語の単語に「brother」 と「sister」があります。日本では、生まれた順序で「兄と弟」や「姉と妹」のように区別しますが、英語圏では普通は両者をはっきりさせま せん。
特に区別を要するときには、「兄(姉)」は「an older brother(sis- ter)」、「弟(妹)」は「a younger brother(sister)」のように表します。また、日本語の呼びかけの「兄さん(姉さん)」などにあたる英語はなく、お互いにファーストネーム(Tom, Kateなど)で呼び合います。
稲田 一(いなだ はじめ)
1948年、広島県生まれ。早稲田大学法学部卒業。
大手電機メーカーの人事・総務部勤務後、(専)通訳ガイド養成所を経て、翻訳・塾講師・家庭教師などの仕事に従事。受験界に身を転じてからは、「志望校の徹底分析に基づく効率的学習」を柱とする独自の学習法を確立。その理論に裏付けられた指導法により、多くの受験生を合格へと導く。還暦を機に、海外各国を歴訪。今後も視野を一層広げるため、訪問国を増やしていく予定。
「稲田式 やりなおし英語」と好評を博している「中学3年間の英語」シリーズは累計120万部突破。年間ベストセラー語学書1位(2012年)も獲得した後も、世代を超えて活用されているロング&ベストセラーシリーズとなっている。
※稲田一さんの著作は本記事の「Key Phrase」部分になります。
『カラー版 CD付 中学3年間の英語で身につける日常会話』
(稲田一/KADOKAWA)「日常生活あるいは海外旅行」でよく使われる「180のキーフレーズ」を厳選。各キーフレーズには、「応用フレーズ」を何種類かずつ掲載しています。各フレーズから選んだ代表的な3フレーズを収録したCD付!
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