2020年夏の東京オリンピックまで、いよいよあと2年。
競技観戦で隣同士になった外国人観光客と話さなくてはいけなくなった!なんてシーンで困らないよう、今から簡単な英語の日常会話を学びませんか? 「英語は全然ダメ」なあなたでも、中学3年間で学んだ英語の学習なら、2年後に間に合うかもしれません! もちろん海外旅行先でも役立つキーフレーズが満載です。
さあ、一緒に学んでいきましょう!
今日の英会話:
That's all right.(どういたしまして)
相手から「Thank you」と声をかけられた時のお返事として、学校では「You're welcome!(どういたしまして。)」と習いましたよね。実際に「You're welcome.」も使われますが、友人同士などもっとフランクな感じで話す時には「That's all right.(どういたしまして)」を使うことが多いですね。使う場面が多いワードなので、覚えておくといいかもしれませんね。
Key Phrase 135
Thank you ~ [Thanks].
~に感謝します
「Thank you anyway」は、相手がこちらの要求に応えられなかったとき、あるいは相手 の好意・勧誘を断ったときなどに使われる表現です。
- Thank you.(ありがとう)
- Thank you very much.(どうもありがとうございます)
- Thank you anyway[just the same].(とにかくありがとう)
- No, thank you[thanks].(いいえ、けっこうです)
- Thank you so much.(どうもありがとうございます)
- Thanks.(ありがとう)
- Thanks very much.(どうもありがとう)
- Thanks a lot[Many thanks].(どうもありがとう)
【ミニ英会話】
A : Excuse me. Where's the library? (すみません。図書館はどこですか?)
B : I'm a stranger here.(私もここは初めてなのです)
A : Well, thank you just the same. (ああ、そうですか。とにかくありがとう)
Key Phrase 136
You're welcome.
どういたしまして
お礼の言葉「Thank you.」に対する返事の表現です。
- You're welcome.(どういたしまして)
- Not at all.(どういたしまして)
- Don't mention it.(どういたしまして)
- It's my pleasure.(どういたしまして)
- My pleasure.(どういたしまして)
- The pleasure is mine.(どういたしまして)
- That's all right.(どういたしまして)
- Never mind.(どういたしまして)
- No problem.(どういたしまして/お安いご用です)
【ミニ英会話】
A : Thank you for the nice present. (すてきなプレゼントをありがとう)
B : You're welcome.(どういたしまして)
A : Thank you for your help.(手伝ってくれてありがとう)
B : It's my pleasure.(どういたしまして)
【Column】
★「意外な意味を持つ単語」イロイロ
中学で習うやさしい単語の中には、思いがけない意味を持つものがあります。いくつか紹介しましょう。なお、( )内はよく知られている意味です。
●jam「ひしめき合い」(ジャム) 例)a traffic jam「交通渋滞」
●dish「料理」(皿) 例)Japanese dishes「日本料理」
●interest「利子/利息」(興味)
●safe「金庫」(安全な)
●busy「(電話が)話し中で」(忙しい) 例)「The line is busy.」話し中です。
●hot「辛い」(暑い)
●run「~を経営する」(走る) 例)run a store「店を経営する」
稲田 一(いなだ はじめ)
1948年、広島県生まれ。早稲田大学法学部卒業。
大手電機メーカーの人事・総務部勤務後、(専)通訳ガイド養成所を経て、翻訳・塾講師・家庭教師などの仕事に従事。受験界に身を転じてからは、「志望校の徹底分析に基づく効率的学習」を柱とする独自の学習法を確立。その理論に裏付けられた指導法により、多くの受験生を合格へと導く。還暦を機に、海外各国を歴訪。今後も視野を一層広げるため、訪問国を増やしていく予定。
「稲田式 やりなおし英語」と好評を博している「中学3年間の英語」シリーズは累計120万部突破。年間ベストセラー語学書1位(2012年)も獲得した後も、世代を超えて活用されているロング&ベストセラーシリーズとなっている。
※稲田一さんの著作は本記事の「Key Phrase」部分になります。
『カラー版 CD付 中学3年間の英語で身につける日常会話』
(稲田一/KADOKAWA)「日常生活あるいは海外旅行」でよく使われる「180のキーフレーズ」を厳選。各キーフレーズには、「応用フレーズ」を何種類かずつ掲載しています。各フレーズから選んだ代表的な3フレーズを収録したCD付!
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