え? 「教科書」は正式名称じゃない!?/まだある!! アレにもコレにも! モノのなまえ事典(5)

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みんなが学校で使っている教科書。

正式には法律で「教科用図書」というんだ。

でも、それだとちょっと長いなまえなので、みんな「教科書」って呼んでいるんだ。

1872(明治5)年に小学校や中学校の制度ができた。

最初は学校によっていろんな本を授業で使っていたけれど、1886(明治19)年に、民間で作った本を国が検定(審査)して、合格した本を教科書として使うことが決まったんだ。

その後、1903(明治36)年から1945(昭和20)年まで、国が教科書を作っていたけど、今はまた民間で作って国が検定した教科書を使っているよ。

【次回】ベルトの長さを調節するアレの名前とは?/まだある!! アレにもコレにも! モノのなまえ事典(6)

【まとめ読み】『アレにもコレにも! モノのなまえ事典』記事リスト

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ふだん見ている「アレ」、使っている「コレ」のなまえがクイズでわかる!

 

杉村 喜光(すぎむら・よしみつ)
静岡県生まれ。雑学ライターとして活動し、三省堂『異名・ニックネーム辞典』など著書多数。静岡のラジオで10年雑学を語り、ドラマ『ショムニ』主題歌作詞や漫画も書いている。

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『アレにもコレにも! モノのなまえ事典』

(著:杉村 喜光/イラスト:大崎 メグミ/ポプラ社)

私たちの周りのある「モノ」には必ず名前が付けられています。そんな物の名前を集めた雑学本が登場! クイズ形式で楽しく分かりやすく「モノのなまえ」を、その由来と共に紹介していきます。知れば絶対、誰かに教えたくなります!

※この記事は『アレにもコレにも! モノのなまえ事典』(著:杉村 喜光/イラスト:大崎 メグミ/ポプラ社))からの抜粋です。
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