80歳での挑戦。巨匠コッポラの妻が初監督した映画とは? エレノア・コッポラ×ダイアン・レイン(1)

DSC_5307.jpg7月7日公開の映画『ボンジュール、アン』の監督は、『地獄の黙示録』の巨匠フランシス・フォード・コッポラの妻、エレノア・コッポラさん。80歳にして劇映画監督デビューを果たした彼女と、主演のダイアン・レインさんの対談をお届けします。


『ボンジュール、アン』で、製作・監督・脚本を務めているエレノア・コッポラさん。この映画は彼女の大事な思い出が基になっているそうです。80歳で初の劇映画を監督することになった経緯や、気になる思い出話を聞いてみました。

エレノア・コッポラ(以下、エレノア) 最初は自分が監督するなんて思いもしませんでした。自分の感覚と合うほかの監督にお願いするつもりだったのですが、うまくいかなくて。そうしたら、夫が「自分で監督すべきだよ」と言ったんです。驚いたけれど、それを考えたら、すごくワクワクしてきて。監督すると決めてからは出資者を探したり、ロードムービーを見たり、出来る限り準備を始めました。そこはしっかりやりたかったんです。映画学校の監督コースや俳優コースも受けたんですよ。

ダイアン・レイン(以下、ダイアン) そうなの!?

エレノア 俳優の皆さんの気持ちを知りたかったから。経験したことのない難しい挑戦をするのは、自分の知らない部分が目覚めるようで楽しかったです。

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-この物語はエレノアさんの実体験が基になっているそうですね。コッポラ監督とカンヌ国際映画祭に参加した後、一緒に東ヨーロッパに向かうはずが、エレノアさんがひどい鼻風邪で飛行機に乗れず、行けなくなってしまったと。ちょうどコッポラ監督の仕事仲間のフランス人男性がパリまで戻るところだったので、エレノアさんは彼の車に同乗させてもらって、カンヌからパリまでドライブしたということですがー。

エレノア そうなんです。でも、映画ほど色々なことは起こりませんでした(笑)。私にとっては思い出深い出来事なんです。普段の生活とはまったく違う経験でしたから。人生には、こんなことも起こり得るんだなと、はっとしたし、人生を楽しむということをそのときに教わったんです。


-まさに、主人公アンが経験する心の旅ですね。旅を共にするのは食や人生を豊かに楽しむ男性ジャックです。彼のようなフランス人男性については?

ダイアン 私はフランス人と結婚していましたからね(笑)。考えてみると、『リトル・ロマンス』(79年)もフランス人の少年と恋に落ちる役だし、『運命の女』(02年)もフランス人のオリヴィエ・マルティネスと恋する役でしたから、人生の節目節目でフランス人男性と出会うという不思議があるわね。フランスの男性は、一緒に過ごすのが楽しいですよね。ジャックもそういう男性だと思います。


-アンとジャックは、ちょっと恋のような雰囲気になっていきますが、実際の旅は......?

ダイアン そこ、皆が知りたいところよね(笑)。

エレノア 彼は昔から知っている人で、一緒にいると楽しい人です。でも、それだけよ(笑)。

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『ボンジュール、アン』(原題 PARIS CAN WAIT)

7月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

監督・脚本・製作:エレノア・コッポラ

出演:ダイアン・レイン、アルノー・ヴィアール、アレック・ボールドウィンほか 

2016年/アメリカ 92分 

配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES

the photographer Eric Caro

公式サイト:http://bonjour-anne.jp/

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