命をおびやかすほどの病気ではないものの、意外とつらいのが"肩こり"。家事や仕事などをこなす上で、肩がこっていると作業効率が落ちてしまうことも。少しでも改善できるように、まずは簡単なマッサージから始めてみましょう。
肩こりの原因は"垂れまぶた"!?
昨年放送された「その原因、Xにあり!」(フジテレビ)では、諦めていた肩こりを改善する方法を取り上げました。肩こりの原因はさまざまなものが考えられますが、番組では"垂れまぶた"に着目。垂れまぶたとは、まぶたがたるんで目を覆ってしまっている状態です。
ではなぜ、垂れまぶたが肩こりの要因になるのでしょうか? 垂れまぶたになると、視界を維持するため眉毛を上げたりおでこに力を入れたりします。おでこから肩の筋肉はつながっているので、おでこの筋肉が引っ張られると肩の筋肉まで突っ張ることに。その結果、突っ張りの連鎖が肩こりをもたらしてしまうそう。
垂れまぶたは鏡を使えば簡単にチェックできます。まずは目を閉じ、眉毛が動かないよう指でしっかり押さえましょう。そのまま目を開き、黒目の中心に注目。黒目の縁にまぶたがかかっていれば垂れまぶたの可能性が。
垂れまぶたを改善するためには、筋肉をほぐすマッサージが効果的です。ポイントは、おでこから頭頂部、後頭部にかけて順番にもみほぐすこと。スタートは眉毛の上からで、指の腹をあてて円を描くように5回くるくる回します。同じようにおでこの中心、生え際、頭頂部、後頭部の順で5回もんでください。朝・昼・晩に1回ずつ、1日3セット行えばOK。
垂れまぶたに悩む女性4人が1週間マッサージを続けたところ、4人全員の肩こりが改善されるという結果に。視聴者からも、「やってみて気持ち良かったし、続けていけそう」「試しに5分ほどやったら痛みが少し引いてビックリ!」といった声が上がっています。
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二重メイク用品でまぶたをアップ
以前放送された「ガッテン!」(NHK)では、二重メイク用品でまぶたを持ち上げるという驚きの方法が紹介されました。番組では、メイクアップアーティストの山本浩未さんが二重メイク用品をうまく使うコツを伝授。まずは、二重メイク用品の粘着力を高めるためクレンジングオイルなどでまぶたを拭きましょう。次に二重用のりで実際にまぶたを持ち上げていくのですが、ここで大切なのは必ずシミュレーションをしておくこと。顔の印象を大きく左右するので、二重のラインが不自然にならないようにしてくださいね。あとはシミュレーションをした位置に幅広くのりを塗布。半乾きになったところでまぶたを優しく持ち上げてしばらくキープし、最後に微調整すれば出来上がります。
視聴者からは、「オジサンになってメイクなんて恥ずかしいけど、俺もやった方がいいなって思った」「肩こり改善のためにやってみようかなって気持ちになってる...」といった反響が。二重メイク用品を買いにさっそく100円ショップへ向かった人もいたようです。
肩こり改善のために、マッサージとアイメイクを並行して行ってみては?