何かと飲み会が増えるこの季節。暴飲暴食が続いていると、"尿酸値"が気になってきますよね。そこで今回は、尿酸値が高くなる原因や対処法を見ていきましょう。
高尿酸の原因はプリン体だけじゃない!?
昨年放送された「ガッテン」(NHK)では、"尿酸値を下げるコツ"について特集。尿酸値の正常値は2.1~7.0。血液検査で数値が上回ってしまったら、痛風にならないためにもしっかりと対策を施すことが大切です。
高尿酸の原因というと"食べ物のプリン体"といったイメージが強いですが、実は食べ物によってできる体内の尿酸はたった2割程度。残りの8割は新陳代謝などによってできるので、放っておいても体の中で勝手に作られてしまいます。
SNSなどでは「食べ物じゃないの!?」「好きな食べ物めっちゃ我慢してたのに!」など驚きの声が続出。ただしプリン体の摂りすぎは厳禁なので、暴飲暴食は控えてくださいね。
番組では、ガッテンボーイの亀井賢治さんが尿酸値の実験に挑戦。若く健康そのものの亀井さんですが、尿酸値を計ってみたところなんと8.2と基準値を上回る結果に。原因を探るためにさまざまな検査を行ったところ、"尿酸の排泄がよくない"ということが判明しました。
実は、尿酸値が高い人の約9割が排泄に問題があるんだとか。では、一体どうしたら尿酸を正常に排出できるようになるのでしょうか。
牛乳で尿酸の排泄がアップ!?
そこで番組では、尿酸の排泄をアップさせる食品として"牛乳"を紹介。実際に尿酸値が高い人に牛乳を飲んでから排泄してもらったところ、牛乳を飲む前と比べて尿酸の排泄量が平均37%もアップしました。
牛乳の驚きのパワーは実験でも認められています。47150人を12年間調査した結果、牛乳を1日コップ1杯飲んだ人は痛風の発症率が43%もダウン。亀井さんも1週間牛乳を飲み続けたところ、尿酸値は6.6にまで下がっています。
この効果に驚いた人も多いようで、ネット上では「水がいいって聞いて水を飲んでたけど牛乳だったのか!」「痛風なりたくないから毎日飲もう」といった声が。低脂肪乳やヨーグルトなどでも効果を得られるので、尿酸値が気になる人はぜひ試してみてくださいね。