満員電車は血圧急上昇のリスクあり!?ふくらはぎを揉むだけの予防法とは

満員電車は血圧急上昇のリスクあり!?ふくらはぎを揉むだけの予防法とは 180316_ketuatu_1.jpg

健康を気にする上で、脳梗塞や心筋梗塞による"突然死"の恐れがある高血圧はケアしておきたいもの。しかも血圧は1日のうちに上下するので、「健康診断では正常値」だった人も油断できません。そこで今回は、日常に潜む血圧上昇のリスクと対処法を紹介します。


満員電車で血圧が急上昇!?

昨年放送された「林修の今でしょ! 講座」(テレビ朝日系)では血圧について特集。番組では健康な20代~60代の血圧を24時間計測し、どんな行動が血圧の上昇に繋がるのかを調査しました。その結果、生活の中で当たり前にやっている行動が血圧の急上昇を引き起こすことが明らかに。

朝の時間帯で最も血圧急上昇のリスクが高いシーンは、通勤時の満員電車です。人でぎゅうぎゅう詰めの車内にいると精神的なストレスがたまり、最大で血圧が44も上がってしまう可能性が。ほかにもベッドから飛び起きたり、水で顔を洗うだけで血圧上昇の危険があり、結果的に脳卒中や心筋梗塞などのリスクが高まります。ネット上では「ふつうに生活するだけでこんなにリスクがあるのか...」「血圧の急上昇、かなり怖いね」との声が上がりました。


血圧が上がりにくい体をつくる「今でしょ! 1分体操」

血圧には、お酒が悪影響を与えるイメージがありますよね。しかし番組によると缶ビールなら2本、日本酒は1合までなら大きな問題にはならないのだそう。飲み会や晩酌は楽しいものですが、飲みすぎに注意して高血圧のリスクを回避しましょう。さらに、「お風呂」に入るときも血圧急上昇のピンチ。お風呂の外と中の寒暖差が原因なので、入浴前は浴室をシャワーで暖めておくのがおススメです。

つぎに番組では、血圧が上がらない体をつくる「今でしょ! 1分体操」を紹介。やり方としては座った状態でふくらはぎをつかみ、足首のほうからひざの裏まで揉むだけでOKです。実は「第2の心臓」と呼ばれるほど重要なふくらはぎ。1日10往復を目安に揉みこむことで体全体の血流が良くなり、血圧が上がりにくい体をゲットできますよ。番組を見た視聴者からは「簡単だし、とりあえずやってみよう」「ふくらはぎってそんなに重要なんだ。試してみなきゃ」といった声が上がりました。

関連記事:「ふくらはぎマッサージで血流アップ!/9割の病気は自分で治せる!(47)【連載】」

日々の生活の中で、至る所に危険が潜む"血圧の急上昇"。自分の行動を見直して、健康的な毎日を送りましょう。

 

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