背中がピリピリする...原因は洗いすぎかも。お風呂で潤い背中ケア

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背中が痛いくらいに乾燥してしまうことはありませんか? それは、洗いすぎが原因かもしれません。ゴシゴシ洗わなくても、毎日のちょっとした習慣で、背中の美肌は保てます。

背中を洗うのは週1回でOK

毎日お風呂に入るか、シャワーを浴びていれば十分に背中の汚れは取れています。ところが日本人の多くは、さらに体を洗っています。せっけんを使って毎日洗う部位は4カ所のみでOKです。

(1)雑菌がたまりやすい足、(2)陰部、(3)汗が出る脇の下、(4)同じく汗が出る首、特に耳やあごの下の部分です。この4カ所はよく泡立てたせっけんで洗います。背中や腕など他の部分は、お風呂のお湯やシャワーをあてるだけで、その日の汚れは十分に落とせます。気になるようでしたら週1回、せっけんの泡を手に載せて、なでるように背中に広げ、お湯で流します。こすらないように、力を入れないことがコツです。

保湿成分を作る美肌菌を大事に

腸に善玉菌と悪玉菌がいるように、皮膚の上にはいわゆる「美肌菌」と悪玉菌がいます。美肌菌は、ハンドクリームなどにも入っている保湿成分グリセリンに似た成分を作り、皮膚の潤いを守っています。

ところが洗い過ぎると、悪玉菌だけでなく美肌菌も減ってしまいます。さらに必要な皮脂膜も壊してしまうので、皮膚から水分が蒸発しやすく、乾燥が進みます。美肌菌を保つことも、乾燥を防ぐのに大事なことです。

毎日の習慣で潤いをキープ

入浴は血行を良くするので、美肌には良い習慣です。ところがお湯だけで皮膚が乾燥してしまう人もいます。そのような場合には、潤いを保つ入浴剤を使うとよいでしょう。湯船に好みの天然オイルを入れることで、湯上がりの肌を守ります(下のイラスト参照)。

背中の皮膚に若々しさを取り戻したいと考えるなら、ウォーキングなどのエクササイズが効果的です。筋肉がつくことで皮膚にハリが出ますし、血行が良くなるので皮膚が潤います。

慢性的な乾燥ではなく、ある日突然に乾燥した、皮膚がぴりぴりしたという人は、ボディシャンプーや入浴剤を最近変えなかったか振り返りましょう。最近は洗濯物の柔軟剤で皮膚にトラブルが出るケースが増えています。

お風呂で背中をオイルケア

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1.天然オイルを2、3滴湯船に垂らします
アルガンオイル、ホホバオイル、オリーブオイルなど天然の美容オイル2、3滴を湯に垂らしてかき混ぜます。オイルの細かい粒が湯の表面に油膜を作ります。

2.お湯から出るとオイルの粒が背中に張りつきます
天然オイルを入れた湯につかって血行を促進。湯から出る時に、湯の表面に浮かんだオイルの粒が体に張りついて水分の蒸発を防ぎます。油は少量なのでベタつきません。タオルで拭いても、オイルは皮膚の上に残ります。

取材・文/三村路子 イラスト/角しんさく

<詳細はコチラ>

「50代を過ぎたら背中を洗うのは週1回でいい/見逃さないで 未病のサイン(1)」はこちら。
「手の届きづらい背中は入浴中にケアしましょう/見逃さないで 未病のサイン(2)」はこちら。

<教えてくれた人>
工藤清加(くどう・さやか)先生

美容皮膚科医。六本木わかばクリニ ック院長。総合病院にて皮膚科、内科の研究を経て、現職。患者主体の丁寧な診察と分かりやすい価格設定をモットーに美と健康をサポート。著名人からの指名も多数。オリジナル調合のドクターズコスメの開発も。

この記事は『毎日が発見』2018年1月号に掲載の情報です。

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