病気などの異常がないのに、突如頭がズキズキと痛み始めるのが片頭痛。いきなり頭痛が起きるのは不安ですし、何よりいつ起こるか分からない怖さがありますよね。今回は片頭痛に「なりやすい人」と「なりにくい人」の特徴をチェックしてみましょう。
片頭痛が起こる原因とは
片頭痛は男性より女性の方が発症しやすい傾向にあり、男女比で見ると女性の患者数は男性患者の4倍というデータもあるほど。以前放送された「この差って何ですか?」(TBS系)では片頭痛に関する特集が組まれ、街行く女性にインタビューを行いました。
なんと「片頭痛がよく起こる」という回答が半数以上を占める驚きの結果に。番組に出演した東京女子医科大学・清水俊彦先生は「脳の血管が広がりやすいかどうか」が片頭痛のカギを握ると解説してくれました。脳の血管と血管を覆う神経の間に隙間があれば問題ありませんが、血管が膨れるとドクドクした拍動が神経へダイレクトに伝わって片頭痛が起こります。
では、どんな原因から血管は広がるのでしょうか。代表的な原因の1つに「天気」が挙げられました。脳の血管には適度な圧力がかかっているため、普段は縮小したサイズをキープ。しかし雨が降ると気圧が下がり、血管の膨張に繋がります。片頭痛の原因が天気だと睨んでいたHKT48の指原莉乃さんは予想が当たって大喜びでしたが、さらに「眠りすぎ」も片頭痛を引き起こす原因になると聞いて驚きを隠せなかったよう。
睡眠をとると脳の活動が穏やかになって筋肉の緊張が緩まり、血管の膨張を引き起こします。なので、眠り過ぎると脳の血管が広がりすぎて片頭痛が起こりやすい状態に。衝撃の事実を知った加藤浩次さんは思わず、「ある! 寝すぎで痛くなってる時!」と自身の体験を振り返っていました。
日用品を使って片頭痛をケア
生活に身近な「天気」や「睡眠量」が片頭痛の原因になると知って不安を感じる人も多いはず。しかし身近なアイテムを使えば、簡単に片頭痛の対策ができますよ。
血管の膨張を治めるには、患部を冷やして血管を収縮させる方法が手軽でおすすめ。冷やしたタオルなどを使って丁寧にケアしましょう。うっかり温かいタオルを当ててしまわないよう注意してくださいね。
片頭痛に悩んでいる人は、天気や生活習慣のチェックを小まめに行ってみてはいかが?