あごのお肉がたるんでくっきりとラインが浮き出てしまう「二重あご」。「太ってる人にしか関係ないでしょ?」と思う人もいるかもしれませんが、実はやせている人にとっても他人事ではありません。二重あごになる人とならない人の差は、一体どこにあるのでしょうか?
やせている人も二重あごになる!?
以前放送された「この差って何ですか?」(TBS系)では、「ウォブクリニック中目黒」総院長の髙瀬聡子先生が二重あごについて驚きの事実を紹介していました。
そもそも二重あごの主な原因は太ることで顔に脂肪がついたり、加齢や急激なダイエットによって皮膚がたるんでしまうことにあります。ですが世間には、若くてやせているのに二重あごになっている人がいるようす。出演者の指原莉乃さんも「私そうなんです」と告白し、「どんなに体重落としても絶対二重あごだけは落ちない」と悩みを語っていました。
髙瀬先生によると、二重あごを引き起こす原因は「顔が前に出ているかどうか」にあるとのこと。二重あごでない人は横から見た時、耳と肩の位置が1本の直線上にあります。ですが若くてやせているのに二重あごになっている人は、耳の位置が肩よりも前に出ているそう。
最近ではスマートフォンやパソコンの使いすぎで、顔を前に出す癖がついてしまうことが多くなっています。すると首の頸椎から顔につながった筋肉がたるみ、ふっくらとした二重あごが生まれることに。
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番組で紹介された二重あごの秘密に、視聴者からは「二重あごって姿勢も関係あるの!?」「やせてても二重あごになることあるんだ! これは怖い...」「顔が前に出ると二重あごになるって話、すごく納得した。顔だけやせない原因多分それだ」と大きな反響が上がっていました。
二重あごを解消する方法
髙瀬先生は同番組で、二重あごを解消するための方法も紹介しています。やり方としては普段歩く時に目線を上にして、手を後ろに引くように動かすだけ。すると自然と胸が張るので、顔が前に出にくくなります。実際に指原さんが実践してみたところ、スタジオでは「すごい姿勢がいい!」と驚きの声が上がることに。
そのほか簡単にできるストレッチ方法も紹介されていました。こちらは床と背中のあいだに丸めたバスタオルを置き、1日10分程度その上で寝ればOK。胸が開いて矯正効果を得られるそうなので、二重あごを改善したい人は試してみてはいかがでしょう?