
『代謝は落とさず脂肪だけ落とす、ずるい食べ方 体脂肪狙い撃ちダイエット』 (体脂肪専門家くどう/KADOKAWA)第2回【全5回】
YouTube登録者数18万人を誇る体脂肪専門家くどう氏。もともと万年ダイエッターだったそうですが、体脂肪の落とし方を猛勉強し、3カ月で体重−10kg、体脂肪率−10%を達成。いまでは正しい理論と経験を基にした「代謝を下げずに、食事で摂取カロリーを管理する」ダイエットをわかりやすく教えています。その著書『代謝は落とさず脂肪だけ落とす、ずるい食べ方 体脂肪狙い撃ちダイエット』(KADOKAWA)には、無理な食事制限や激しい運動は一切不要、年齢による代謝の低下を考慮しつつ、体脂肪だけを効率的に落とす「ずるい食べ方」を掲載。今回はこの本の中から、理想の体と健康を手に入れるためのヒントをご紹介します。
※本記事は体脂肪専門家くどう著の書籍『代謝は落とさず脂肪だけ落とす、ずるい食べ方 体脂肪狙い撃ちダイエット』から一部抜粋・編集しました。
体脂肪の変化は1か月単位で比較する
体脂肪の変動が1日でせいぜい約50gなのに対して、水分や内臓の内容物の変動は1日で約1kgはあります。仮に毎日、順調に体脂肪が50gずつ落ちたとしても、1週間で350gですから(図参照)、まだ体脂肪の増減より水分などの増減のほうが、はるかに大きいのです。そのため体脂肪が本当に減ったのかどうかは、1週間くらいではわかりません。
とくに女性の場合、生理の影響で水分の出入りが男性よりも激しいので、1週間での体重や体脂肪率の比較はしないようにしてください。

では、どのくらいの期間で体重・体脂肪率を比較すればいいのでしょうか?
1週間単位ではまだ水分の変動のほうが、体脂肪の変動よりも大きいのが当たり前です。ですから、仮に1週間で体重が減ったとしても、それで体脂肪自体が減ったとはいえません。
体重と体脂肪率の変化は、1か月以上のスケールで見ることで、ようやく体脂肪の変動が水分の変動を上回ります。これによって体脂肪が減っているかどうか、間違えることなく判断できるようになるんです。みなさんも、これからダイエットの進捗を確認するときは、1日ごとに変動する体重は「水分とか食べたものによって変わっているだけだな」と捉えるようにしましょう。
本当に体脂肪が減っているかどうかは、1か月単位で確認するようにしてください。








