ムグムグ...笑トレ「うがい笑い」で誤嚥予防! 口の周りの筋肉を鍛える

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笑うことはとても効果的な有酸素運動であり、笑いは免疫力を高めたり、血糖値を下げたりする力があるとされると、日本笑いヨガ協会の高田佳子さん。笑いを"呼吸"と捉えて、筋トレやストレッチなどの運動と組み合わせた「笑トレ」を、医師や理学療法士と協力しながら一つ一つの体操を作りあげました。

前の記事「ハワイの挨拶で血行促進! 笑トレ「アロハ笑い」(3)」はこちら。

 

例えば、おいしく安全に食べることを目指してつくった「お口の笑トレ」は、誤嚥予防のために、歯科医師や歯科衛生士のアドバイスを受けています。その中の「うがい笑い」は、しっかり口が閉じられ、安全に飲み込めるように口輪筋(口の周りの筋肉)を鍛える体操です。

 
表情筋を鍛える「うがい笑い」

1.口に空気を含んでしっかり口を閉じます。うがいをするイメージで、空気を上下左右に動かします。ほうれい線も伸ばしましょう。

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2.口の中の空気を勢いよく「プハハハ」と吐き出します。

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◎ポイント
遠くまで飛ばすように「プハハハ」と吐き出すのがコツ。3回繰り返して。

 

取材・文/中沢文子 撮影/奥西淳二 

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<教えてくれた人>
高田佳子(たかだ・よしこ)さん

1958年兵庫県生まれ。日本笑いヨガ協会代表。桜美林大学大学院老年学専攻博士前期課程修了。阪神淡路大震災をきっかけに笑いと健康の研究を始める。インドで笑いヨガを学び、「笑いケア」「笑トレ」など独自の方法を開発。

 
この記事は『毎日が発見』2018年6月号に掲載の情報です。

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