こんにちは。joli!joli!です。
夫婦2人と、3匹の猫(アビシニアン)家族で暮らしています。日々の楽しみは、趣味のお菓子作りや毎日のお料理、DIYやハンドメイドと、完全にインドア派のなんとも地味な生活ですが、猫たちに囲まれて幸せです。Le Cordon Blue KobeとEcole Ritz Escoffier Parisでフランス菓子を学びました。
「毎日が発見ネット」で、"長野県を長寿日本一に導いた食材"として紹介されていた「寒天」(記事はこちら)。海藻からできたところてんを凍らせて作る寒天には、コレステロール値や血糖値を下げるのに効果的な「食物繊維」が凝縮されているそうです。
そこで今回は、寒天を使って初夏にぴったりのデザートを作ってみました。
実も果汁も丸ごと楽しめる
河内晩柑とハーブの寒天寄せを作ってみた
【材料】(3〜4人分)
柑橘...2個(果汁用と果実用を1個ずつ)
糸寒天...3g
水...150ml
砂糖...大さじ1〜2(柑橘が酸っぱい場合は多めに入れてください)
飾り用のディル...適宜
※柑橘:「河内晩柑」を使用しています。
※糸寒天がなければ、粉寒天や棒寒天でも結構です。
※ディルがなければ、ミントやセルフィーユなども合います。
【作り方】
1. 寒天を水(分量外)で戻します(10〜20分)。
2. 柑橘を1個絞り、150mlの果汁を取ります。果汁が足りなければ、水を加えて150mlにしてください。
3. もう1個は、皮をむいて果実だけを取り出します。
4. 小鍋に、1.と水(150ml)を入れ、中火にかけて煮溶かします。寒天が溶けたら、砂糖を加えて溶かします。
5. 2.の果汁に、4.を合わせます。溶け残りが入らないよう、漉しながら入れましょう。
6. バットに流し入れ、
3で取り出した果実を、満遍なく並べます。
7. ハーブをのせ(切り分けやすい配置にしました)、冷蔵庫で冷やします。
2〜3時間たったらできあがり。切り分けてお皿に盛り付けましょう。
寒天は常温でも固まるものですが、柑橘類と合わせると固まりにくい場合がありますし、しっかり冷やしたほうが美味しくいただけますよ。
見た目も涼しげで、さっぱりとした味わいのデザートになりました。
今回使った河内晩柑は、この時期スーパーなどでよく見かける柑橘の一つ。"和製グレープフルーツ"といわれているので、グレープフルーツでも似たものができるでしょう。もちろん、オレンジや夏みかんなど、お好みの柑橘をお試しいただいてもいいかと思います。
ハーブがなくても同じように作ることはできますが、お客様に出すときにはぜひ添えてみてください。ぐっとおめかし感がアップしますよ。
つるっとのど越しの良い寒天寄せは、暑い季節にぴったりのデザート。これから夏にかけて、ぜひ作ってみてくださいね!
joli!joli!
livedoorブログ公式ブロガー。ブログ「おうちごはんとおかしねこ」主宰。「おうちごはん」「おかし」「ねこ」を中心に、おっとり&のんびりとしたライフスタイルを綴る。料理やお菓子のレシピも多数。特にお菓子作りでは、パリのリッツと神戸のコルドンブルーのディプロマを持つ。