「やっぱり医療保険に入りたい」「入院給付金を入院したときの差額ベッド代に充てたい」という人のために、医療保険を紹介します。「保険料が安く、商品性がシンプルで、郵送で申し込みができ、80歳まで加入できる中から選んだ結果、この3社が残りました」と内藤さん。3社とは、メットライフ生命の「FiexiS(フレキシィ)シンプルコース・Dプラン」とメディケア生命の「メディフィットA(エース)ライトプラン」、そしてオリックス生命の「新CURE[キュア]基本プラン)」です。
前の記事「医療保険に数年加入すると給付金よりも保険料が上回る!?/医療保険は得?それとも損?(2)」はこちら。
入院日額5000円の保障でOKです
例えば、オリックス生命の「新CURE[キュア]」では60歳女性の場合、入院日額5000円では4007円ですが、入院日額1万円にすると7902円とほぼ倍になります。「1日1万円は受け取りたいという人も多いと思いますが、入院しなければもらえないお金です。自由の利かないお金は限定的にして、入院日額1万円の保険に入ったつもりで、保険料の半分を貯蓄に回すという考え方もあります」(内藤さん)
医療保険に入る前に約款を取り寄せて確認しましょう
医療保険に入る前に、保険会社に連絡して約款を取り寄せて、確認してから申し込むようにしましょう。約款にはどんなときに給付金が出て、どんなときに出ないのかが書いてあります。後からこんなはずじゃなかったということのないように、商品の内容や約款をチェックすることが大切です。
<教えてくれた人>
内藤眞弓(ないとう・まゆみ)さん
ファイナンシャル・プランナー。生活設計塾クルー取締役。生活設計や保険の見直し、資産運用などの相談業務を行う。著書に『医療保険は入ってはいけない![新版]』(ダイヤモンド社)などがある。
内藤眞弓(ないとう・まゆみ)さん
ファイナンシャル・プランナー。生活設計塾クルー取締役。生活設計や保険の見直し、資産運用などの相談業務を行う。著書に『医療保険は入ってはいけない![新版]』(ダイヤモンド社)などがある。