<この体験記を書いた人>
ペンネーム:ミリー
性別:女性
年齢:49
プロフィール:近ごろ自分の体力のなさを痛感しています。楽に効果の出る運動ってないのかなぁ? と模索中です。
息子が幼稚園の時にママ友になったFさん(43歳)からSNSを通して連絡がありました。
Fさんは写真を撮ってSNSにあげるのが大好きで、インスタグラムにたくさんの写真を投稿しています。
写真を見る限りFさんの趣味はおしゃれなカフェめぐりらしく、ある日私にもメッセージでカフェに行こうとお誘いがありました。
「ちょっと高級なんだけど、めっちゃ人気があるカフェがあるの! でも1人じゃなかなか入りにくいんだ。良かったら一緒に行かない?」
私は普段はカフェなんて行きませんし、コーヒーにもそんなにこだわりはありません。
高級なカフェになんて縁がないけれど...まぁ、断る理由もないのでOKしました。
当日、少しおしゃれをして待ち合わせ場所に5分前に到着していましたが、Fさんの姿はありません。
15分ほど遅れてやっと「ごめーん!」と言いながら、気合いの入った格好で現れたFさん。
最初に「一緒に写真撮ろう」と言われ、びっくりしました。
角度がどうとか光の加減がどうとか言いながら、5分足らずで50枚ほど撮ったかなと思ったら、次は自撮り棒を準備して撮り始めました。
少し歩いてやっとカフェに着いたと安堵したら、人気店のため行列ができていました。
30分くらい並んでやっと入店できたとホッとしたのもつかの間、店員さんに狭い席しか案内できないと言われてしまいました。
「混雑しているから仕方ないね」
そう言おうとした瞬間、Fさんが騒ぎ出しました。
「えー、いやだなー。広い席ってないんですか?」
おいおい、と思っていたら、そのせいでさらに20分も長く待つことになりました。
この時点で私はもうヘトヘト。
私が注文したのは看板商品のパンケーキとコーヒーです。
Fさんももちろん注文すると思ったら...なんと、しないのです!
お水だけをチビチビ飲みながら店内の写真を撮りまくっていました。
そのうち私の注文した商品が来たら、パンケーキとコーヒーを勝手に連写で撮影し始めました。
光がどうとかぶつぶつ言いながら5分以上撮影していたので、しびれを切らして「食べていいかな?」と聞いたら...。
「おいしそうだねぇ! 少しもらっていーい?」と言いながら、自分の取り皿に勝手に盛り始めました。
もう本当に自分勝手で非常識すぎて、あきれて言葉も出ませんでした。
お会計はもちろん私。
「ごちそうさまー、ありがとう! 今日は最高に楽しかったね」
なんてニコニコしながらFさんが言ったため、何も言えなくなってしまって...。
後日、FさんのSNSにはパンケーキとコーヒーの写真が加工されて載っており「いいね」がたくさん押されていました。
悔しいやら悲しいやら...利用された感じがして後味が最悪でした。
もうFさんとは一緒に出かけません!
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