「私は小さいときから『死』が怖くてたまりませんでした。でも、長年闘病していた父が亡くなったことで『死生観』が変わったのです。父との最期の時間は不思議なことばかりでした。そこに隠されていた父の最期のメッセージとは...」

■救急車で運ばれた父。医師からは『余命3カ月』と告げられ...
私は子どもの頃から、なぜか「死」というものが怖くてたまりませんでした。
夜中に目が覚めて真っ暗な部屋で、「死後の世界」はこんな風に暗闇なのかと思うと怖くて怖くて両親の寝室に駆け込んだり、急に両親が死んでいたらと不安になり、寝ている父と母の様子を見に行ったりしていました。
大人になってからは、幼い頃のように過敏ではなくなりましたが、「死」への恐怖は人より強かったと思います。
しかし、3年前に大好きな父(享年77歳)が亡くなったことで、私は「死」に対してのイメージが変わったのです。
父は62歳のときに突然、脊髄血管障害で下半身麻痺の状態となってしまいました。
15年間の闘病生活の中で、何度か危険な状態に陥ったこともあるため、私は父が亡くなる覚悟は常に持っていたつもりでした。
ですが3年前の1月14日。
父が救急車で運ばれたと連絡を受け病院に駆けつけると、担当医から「長くて余命3カ月」と言われたときは、ショックで涙が止まらなかったことを覚えています。
その日から2週間後に父は亡くなりましたが、その2週間の間、私は父が真っ暗な死後の世界に行ってしまうことが頭から離れず、怖くて可哀想で仕方がありませんでした。
1月28日の朝、兄から父が危ないから、母を連れて病院に来るようにと連絡があり、私はちょうど学校が休みで家にいた娘と母を連れて、父の病室に駆け込みました。
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