「不審者による声かけ事案が多発している世の中。やはり私も孫のことが心配で、下校時間に合わせて見守りパトロールをしています。親切心で子どもに声をかけたら、まさか私が不審者に...!? でも、それは世の中の流れとして、仕方がないことかと思いつつ、『あいさつは当然』という時代はもう終わったのかと、なんとも寂しい出来事でした」

■危うく「不審者」になりかけた私を救ったのは...
「こ、これはもしかするとまずい展開? 警察呼ばれるの?」と、困惑の私は、「なんとか弁解しなきゃ」と2人のいる方向に向かいました。
なにせさっきの「ギャー~~~」は凄かった!
そこを考えると、2人の話しがどんな風に展開しているのか恐怖でしかありません。
しかもその場所は自宅のすぐそば。
「ご近所に不審者出没。犯人は私?...ってそれ最悪じゃないか!」と悪い想像が頭を駆け巡ります。
そんなことを考えながら、女の子の方向に向かうと、その小さな女の子はその場から早足で立ち去ってしまいました。
残る相手はその女性。
近づいてみると、幸いにも何度もあいさつを交わしている顔見知りの女性でした。
少しホッとしながらも、先ほどの事を説明していると、「聞きましたよ~。大変でしたね~」と笑顔で答えてくれました。
同時に、私に小学生の孫がいること、毎日私が見守りパトロールに出ていること、そのことを好意的にとらえてくださっているのだと聞かされました。
結果、無罪放免。
ホントにヨカッタよ~。
しかし、そこで教えられたのは現代の新常識。
「知らない人に話しかけられたら恐怖を感じる子どももいるので、慣れるまではあいさつはしない方が良い」と教えられました。
どうやら、さっきの女の子も、「知らない人に声かけられたら大声出して逃げること。そして周囲の大人に助けを求めること」とお母さんから教えられていて、それを実行したのだと話してくれました。
これにはびっくり仰天の私。
しかし、今の世の中で起こっている事件を考えると仕方のないこと。
こうして私がパトロールに出ているのもそういったことを心配してのことなのですから。
「あいさつは当然」
そんな時代の終わりを感じる、切ないような悲しいような...何とも悩ましい出来事でした。
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