「孫の顔を見せに実家に帰省しますが、実は、父と私の関係は微妙なんです。いまだに許せないことがあるからです。長年の確執はどうやって埋めたらいいのでしょうか。父とはもともと仲が良かったのですが、私が10歳のときに父を避け始める出来事があって...」

■家族で母の誕生日を祝いたかったのに。父は...
小学2年生の娘と年中の息子を育てています。
私の実家は車で1時間ほど。
ちょくちょく孫の顔を見せに帰省していますが、実は私と父の間柄は微妙です。
75歳になる父は交友関係が広く、自宅に知人を招いてお酒を飲むということが多々ありました。
小さいときは人がいっぱいいて楽しいなと思っていたのですが、徐々に煩わしく感じるようになりました。
最初に、煩わしいと感じてしまったのは、私が10歳の時だったと思います。
それは母の誕生日のこと。
不格好ではありましたが、ホットケーキをデコレーションして家族で食べようと張り切ったのに、夕食の時間になっても父は帰ってきません。
近所のお寿司屋さんにいるとのことだったので、1人でお寿司屋さんに父を迎えに行きました。
「誕生日会やりたいから家へ帰ろう」
「もう少しで帰るから」
父はすでにお酒が入っていたためか私のお願いを聞くことはなく、一緒に帰ってくれませんでした。
おじさんだらけのお寿司屋さんに1人乗り込み、勇気を出して帰ろうといったのに軽くあしらわれ、その場で「家族で母の日をやりたかったのに」と泣きました。
一緒に飲んでいた父の友人は「あーあ。泣かしちゃって」と笑い声。
父が家族よりも友人を優先したこと。
笑いものにされたこと。
なんとも言えない感情になったことは忘れもしません。
いつものことなので、母はなんとも思っていないかもしれませんが、当時の私は、母がかわいそうだと思って、涙が止まりませんでした。
10歳といえば、思春期に差しかかるお年頃。
この日を境に、今まで仲が良かった父娘でしたが、私は父を避けるようになりました。
これだけだったら、思春期が終わるころには関係も回復していたかもしれません。
しかし、その後も父の交友関係は変わらず...そして決定的な出来事が起きたのです。
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