「同居している75歳の母はとにかくケチ。お正月の集まりの前には、必ず、『お年玉なんて損よ』と愚痴が始まります...。先日、従弟が家を購入したので、お祝いをということになったのですが、『うちはもらってないわ』と親戚の前で言ったそうなんです。後で聞いた私が、注意すると、もう呆れてしまう返答があって...」

■年々「節約」から「ケチ」に進化する母...
私が「だったら私が従弟におめでとうって出すよ。それで良いでしょ」と半ばキレ気味に言うと、「別にそれは...あんたがお祝いしたいのならどうぞ」とあっさり。
結局、自分のお財布からお金を出すのが嫌なだけだったのか...と何だかガッカリしてしまいました。
普段から食費や光熱費なども細かく管理をする母。
節約が悪いことだとは思いません。
辺りが暗くなり私が電気を点けた部屋を移動するたび、消しながら後をついて廻るところは、そこまでしなくても...と思いましたが、最近では見事だなと思えるほどです。
ただ、安いお店をぐるぐる買い物に回るためのガソリン代は頭にないため、本末転倒な感もあります。
給油も安いスタンドまでわざわざ行くんです。
母の年齢を考えると直して欲しいとはもう言いません。
ただ、年々「節約」から「ケチ」に、加速度的に移っていっている気がします。
何よりそれを人前で気にせず口に出して言ってしまうデリカシーのなさは...これからを思うと気が重くなります。
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