「うちはもらってないわ」お年玉を出し渋り、場を凍らせるケチ母。注意すると衝撃の一言が!<前編>

「同居している75歳の母はお金に細かいんです。私も忘れてしまったような、お金にまつわる過去の話をとてもよく覚えています。お正月の集まりの前には、必ず、『お年玉なんて損よ』と愚痴が始まります...。私は一人っ子なのですが、母と父の兄弟は複数の子どもがいます。そうすると、何人分ものお金を用意しなければいけないというのが母の言い分なんです」

「うちはもらってないわ」お年玉を出し渋り、場を凍らせるケチ母。注意すると衝撃の一言が!<前編> 13.jpg

■親戚から聞かされる母の恥ずかしいお金にまつわるエピソード

母と同居を始めて1年半になります。

その母は、とにかく「お金に細かい」人です。

同居前...というより私が子どものころから、聞いていて嫌な気持ちになることが何度もありました。

例えば、私は一人っ子なのですが、母と父の兄弟はみんな2人兄妹、3人兄妹と複数子どもがいます。

そのため、毎年お正月の集まりの前には「うちは1人分しか貰えないのに何人分もお年玉を渡さないといけない」と愚痴ります。

母が「損だ」と繰り返すのがとても苦痛でした。

さらに、私も母になって...娘は1人。

従弟たちには子どもが複数産まれているので、母はまたお正月に同じことを言うようになりました。

毎年毎年「損だ、損だ」と...。

だって、お年玉のために子どもをたくさん産むわけにはいきませんよね。

お年玉だけに留まらず、入園・入学祝いに成人・結婚祝い、その後も出産祝いに新築祝い。

祝い事だけではなく、お葬式や入院の時のお見舞いも、そのたびに母は愚痴ります。

「父が亡くなったときは幾ら貰った」とか「自分が入院したときはお菓子だけだった」とか。

先日も、従弟が結婚して10年で家を買ったので、当然お祝い...ということになりますが、母は「娘(私)がマンションを購入したときにお祝いを貰った記憶がない」と言いだしたのです。

しかも母は兄妹がいるなかでハッキリと「うちはもらった覚えがない」と言ってしまうらしいのです。

幸い私はその場にいませんでしたが、「こんな会話があった」と聞かされるだけでも、恥ずかしくなってしまいます。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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